心の闇
僕は、毎朝起きた時の感覚が、とても大切!と思っています。
実は、僕は、学生の時も、会社員時代の時も、毎朝憂鬱な気持ちでいました。この気分が、あたり前だと思っていました。。。
しかし、今の仕事をはじめて、辛いことも当然あったけど、毎朝が全く変わったことを今でも覚えています。
毎朝、今日は何をやろうかな!
この感覚が、僕の当たり前になった
そんな前向きな思いでチャレンジをしていた42歳の頃、この毎日のあたり前が、徐々に変わっていくのでした…
(めまい、ふらつきの症状)
前回もお話したように、僕は、この当時、精神疾患の患者さんの問題を解決することに夢中になっていました。
10年間のあいだに、いろんな患者さんの症状と問題をどうやって解決すればよいのか?
それらのデーター(事実の資料)が集まってきていました。
※僕が行っているキネシオロジーとは、施術をすればするほど、そのストック(結果からわかった事実・根本原因・解決方法)が溜まってきて、様々な患者さんに対応できるようになる方法
そうした時、ある夫婦の患者さんが来られました。(高齢者の夫妻)
男性 → ふらつき、足に力が入らない、頭や体が揺れる
女性 → ふらつき、精神的な症状、不眠症、一人では外に出られない
特徴的な症状は、上記の症状で、肩こりや背中、腰など、全身的な痛みや張りは当然のようにあり、耳鳴り、頭痛などの自律神経症状も当然ある。男性は一人では歩けない状態なので、杖を突いておられました。そして、精神的な問題も…
僕は、ふらつき、めまい、頭や体が揺れる症状などは、精神的な部分が大きく関係していることも、10年間のデーター、経験で知っていました。
※慢性的なめまいやふらつきなど、平衡感覚の異常症状には、精神的な問題があることが殆ど
この夫妻に精神疾患もあることも、問診のあとのキネシオロジーの検査でもわかりました。
この初診の日は、キネシオロジーという方法を理解してもらって、ちゃんと旦那さんが歩けるようになることを第1に考え、症状を根本解決する為に、期間が長くなることもお伝えしました。
そうして、この日は施術をして終わりました。
そうして、夜になり、その後、僕は出張治療があったので、出張先で施術をしていました。
そうすると、僕の携帯に電話が鳴りました。
出ると昼間の夫妻の奥さんからでした。
電話の向こうで、夫婦で大げんかをしていました。
そのケンカの原因は、僕が信じられない、怪しい。ということで口論になり、大喧嘩になったようでした。
昼間の時点では、了解を得て、これでやっていきましょう。と了解を得ていたはず…
しかし、時間が経つと、いろいろ考えてしまう…
※これも精神疾患の特徴です
この時は、今度会った時にもう1度話をしましょう。と電話を切りました(30分くらい話しました)
「大丈夫ですか?」
出張先の患者さんが僕を心配してくれました。
この時、そんなに大きなことになるとは思っていなかった。
しかし、この夫妻と話をする毎に、そして時間が経過すると共に、彼らの中では、僕のイメージがどんどん膨れ上がっていき、僕の知らないところで、彼らの心の闇が、
僕をとんでもない悪い人間にしてくのでした
僕に知らないところで…
つづく…
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