「できる」「得意」をやる
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「できる」「得意」をやる

メールマガジン勉強していたら、つっかえるのがある。アパレルなのだが、「コストを価格にどう転嫁したらいいの?」や「そもそも、コストを価格には転嫁できない」という文章がある。理解できない。原価が300円かかって、売値が200円とかってこと? 良く読むと、アパレルには「売れ残り」や「廃棄率」が当たり前のようにあって、それが結局、コストに積み上がってしまう、という悩みのようだ。せっかく朝から上がった振動数が下がりかけた(笑) 「コストを価格に転嫁」なんて、生まれてこのかた、一度も考えたことない。おかしい。これって、おかしい。

「何かおかしい」「現実が理屈に合わない」という時は、そもそもその理屈が間違っている。理屈が合っていたら、人は超高層ビルも建てられる。宇宙へも飛び出せる。理屈が間違っていると、ビルは倒壊するし、大気圏外に出る前に落ちてしまう。

こういう時、前提が間違っていることが多い。前提は「当たり前」で出来ている。その業界の当たり前。アパレルでは、「売れ残り」「廃棄」だろう。そしてもう一つあるのが「スケールさせなきゃならない」。工場を満杯に動かして、大量に作り、大量に売りさばく・・・人口がどんどん減り、年寄りばかりになっていく社会でこの理屈が通るはずがない。非論理的なのだ。

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(*写真はイメージです)

パタゴニアは一つの解を示している。

中古品。やがてパタゴニアは中古の方の売上を新品より増やそうと考えているみたい。ただこれは、「パタゴニア」というブランドが強いことが前提として成立する戦略だ。ブランドが強い、というのは、「何やっても支持してくれる熱いファン層がいる」ということ。「パタゴニア」の世界観に共感し、同じ価値観を持つ人に支えられているから、別に新品でなくても、修理、中古品でもウェルカムなのだ。

ブランドが世界観を明確に打ち立て、そしてその世界観の元に動けばうまくいく。

そして何事も、弱みの上に立たない。「できないことをできるように」というアプローチをしない。「できないことをできるようにする」は、実は簡単なのである。「ないもの探し」は、「あるもの探し」よりイージーなのだ。人間でもそう、ブランドでも、会社でも、店でも。

あれがない、これがない・・・だからダメ・・・というのは簡単でやりやすい。スラスラ出てくる。これは学校教育が地下2階まで染み込んでしまっていることの弊害だろうね。だって学校のテストは減点主義だから。60点「取れた」ではなく「40点落とした」という印象になってしまう。

強みの上に立とう。「できる」「得意」をやる。60点としたら「60点も獲得できた」という発想をしよう。それだけで、世界は違って見えてくるよ。

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好きスキー!!
ビジネスの世界に「JOY+WOW+LOVE and FUNの総量」を増やしたい作家・哲学起業家(フィロソフィー・アントレプレナー)です。JOYWOW創業者。https://twitter.com/kjoywow 僕のnoteは全て無料です!