見出し画像

商いはセンス

近所、新しいカフェがオープンした。

画像1

たまたま前を通りがかったらテイクアウトしていた。ランチボックス。売ってる子たちを見て、「これはいける」と直感した。なぜか。彼女と彼の服がいいのだ。上質なシャツ着ている。上質なシャツを着ている人の作る料理はセンスあって、美味しいに決まってる。買った。900円、千円札出して釣りは要らないと言おうとしたけどやめた。まだ人間関係ができてない。こっちの一方的な支援の押し売りになってしまう。無駄な100円になって、100円玉がかわいそうだ。

画像1

画像2

美味しかった。センスあるんだよ。味に。盛り付けに。この、「センス」というやつ、商売人にとっては致命的に重要。センスだけは学べない。

別の話;

大量の発注した。年に一回なんだけど、毎年この時期お願いしてる。「いつもお世話になっているので、10%値引きさせていただきます」。

これ、なんか違うと思った。今回一度1割値引きしたら、これからずっとうちからの発注はそうしないといけなくなる。するとうちもありがたみが感じられない。かつ、JOYWOWにとっては大事なお客様への謝恩の品であり、それを1割安く手配する、というのは嬉しいものではない。

どうせなら、その1割値引きする予算で、JOYWOWの活動に参加してくれたほうが(うちの商品買うとか、イベントに参加するとか)すごく嬉しい。循環するし、店をみんなに知ってもらえて、新しい出会いが生まれるからね。

でもまあ、このぼくの考え方は「一般的」ではないし、先方からすれば「値引くのにどうして感謝されないんだろう」くらいにしか理解されないと思うので、そのままにした。

センス。これもセンスなんです。

商いのセンス、これほど重要なのに、本もないし、誰も言わないよね。だったらぼくが研究しましょう、と決めた今朝なのでした。ちゃんちゃん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?