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シングルタスク

禅を生活に取り入れるようになって大きく変わったのは、シングルタスクということだ。どこかで書いたかもしれないけど。

歩くなら歩く。
掃除は掃除。
トイレはトイレ。
ストレッチはストレッチ。
仕事は仕事。
洗い物は洗い物。

「ながら」をやらない。

AirPodsProを手に入れた途端、すべての行動が「ながら」になった。

さすがに通勤途上は交通量が多いので危ないから音楽を聞くことはしなかったが、いや、それでも聞いてたな。You Tubeで誰かのお話とか。

掃除しながら、ストーンズ聴くと、進むんだよ(笑)
トイレでスマホ(SNS)見てる人、多いと思う。
ストレッチはiPadで『カンブリア宮殿』とか流して勉強しながらやってた。
仕事は軽く爽やかな音楽流しながら。
洗い物はたいてい「勉強もの」を聞いてた。

禅は、just do it で、「やれ」。
ただし、「ながら」はせず、目の前のやるべきこと一つに集中しよう。

結果、成果が高まる。

この記事のライター、ヘイリー・ナフマンは、初めて「主人公シンドローム(main character syndrome)」になった時のことから書き始めている。

私はクリスマスに買った新しいポータブル CD プレーヤーを持って、高校のクアッドを歩いていました。
私はそれをバックパックに収納し、フロントのジッパーポケットにヘッドフォンのコードを通す方法を考え出しました。

私の周りをうろつく仲間たちの静かな風景と組み合わせることで、私の音楽にサウンドトラックのような感覚が与えられました。
私は映画の中にいるふりをしました。
突然、私の人生のドラマが他の人、さらには見知らぬ人に興味を持ってもらえるかもしれないように、より美しくそして重要であるように感じました。
ありふれた日常がたちまち魔法のように変わり、すべての視線が意味を持った重みを帯びたものになった。これは、家族と一緒に車の中で音楽を聴いたり、自分の部屋で音楽を聴いたりするのとはまったく違いました。ちょうどそのとき私は公の場にいたのですが、どういうわけか私生活にも出ていて、その矛盾が多幸感を感じていました。

by Haley Nahman, Maybe Baby #148: Too much music、翻訳はGoogle

この感覚、わかる気がするよね?

高校時代、学校へ向かう道を歩きながら「ここでビートルズの"ストロベリー・フィールズ・フォーエバー”を聴きながら歩けたら、いいのになあ」

とふと思った。

当時はウォークマンもiPodもない。まだ世の中に出てない。でも、きっとその心理の底は、高校になってようやく生まれて初めてできたガールフレンドと街を歩く自分がヒーローになっていたんだろう。

シングルタスクと決めてから、音楽を耳にする機会はめっきり減った。学ぶための音声ストリーミングサービスのサブスク、解約した。一時はアップルミュージックも解約して、家族から文句言われ、再開した。

でも、仕事だけではなく、一つひとつの行動の生産性は高まった。

AI(Chat GPT-4、マイクロソフトDesigner、Google翻訳)を活用することによって、小規模ビジネスあるあるのリソース不足を補い、むしろ生産性は抜群に上がってる。翻訳と調査、特に助けられている。

ただそれらも、シングルタスクだから余計にうまくいっていると確信している。

シングルタスク、おすすめですよ。

話は変わりますが、これ、美味しい。これもおすすめです(笑)

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