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動物に触れなかった私が、保護猫2匹と暮らすまで。

はじめまして。きじくろといいます。
2匹の保護猫兄弟と暮らしている猫初心者です。

このnoteは「保護活動をしている人たちのように、自分にも何かできることがあれば…!」と思い立って書き始めた、保護猫の里親になることを決めてから現在に至るまでのちょっとした記録です。

ここだけのおススメ情報や、知っていると得する何かがあるわけではありませんが、これから保護猫を迎え入れようと思っている人へ、少しでも伝えられることがあれば良いなと思います。

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アイコンにもしているうちの猫たち。(2歳♂)
キジトラと黒猫なので「きじくろ」です。

書いている人

都内に住むアラサーです。夫と、猫2匹と暮らしています。
タイトルにもあるように昔(というか猫と暮らすようになるまで)はまともに動物を触ることができませんでした。特にトラウマがあるわけでもなく、むしろ動物は大好きなのですがどうしても恐怖心が強く…。
犬や猫に会っても遠くから見ているだけなので「猫を飼う」というのを具体的に検討し始めた頃は「でも(猫)触れないじゃん」と笑われたものでした。仰る通り…。

ちなみに実家でも犬や猫を飼っていた経験はありません。
なので「動物と一緒の生活」は私にとって少しだけ非現実的な、ネット上で「かわいい画像」として見るだけのコンテンツで、だからこそ憧れが強かったように思います。

触れないけど猫と暮らしたい

そんな「かわいい画像」に癒される日々が続いている中、ぼんやりと「そろそろ猫と暮らしてもいいのでは…?」と思い始めるようになりました。
触れもしないのに何がそろそろなのかという話なのですが、転職した仕事も落ち着いてきたとか、長く住んだ部屋を引っ越してもいい頃合いだとか、要するに色々がひと段落していたタイミングだったような気がします。

知人が飼っている猫と会う機会があったのも大きかったかもしれません。
猫カフェで接客するような猫でもなく、ペットショップでガラス越しに見る猫でもなく、自由気ままに人と生活している猫。
いつも見ていた手の届かない憧れがそこにはあって、その日は猫と暮らすという夢が少し現実に近づいた1日でした。

(なおこの時も知人の猫には緊張しながら触れる程度で、相変わらず遠くから見ているビビりっぷり。かわいい…けど触るのは怖い…!)

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ふと後ろを向くと猫がいる生活。
前は憧れだったけど、今や当たり前に。

保護猫カフェを知る

より具体的に「猫と暮らす」と決めてからは、まずはペット可物件への引っ越しが最優先でした。これもまた別なところで書きたいのですが「ペット可(猫不可)」の多さと言ったら…。
立地もあるとは思うのですが、予算内で猫飼育可の物件を探すのには結構苦労しました。

そんなこんなで何とか物件を決め、引っ越したのが5月辺り。
場所は確保したから後は猫が来るだけ!というところで、ペットショップで購入するという選択肢はあまりありませんでした。もちろん実際に見に行ったりはしていましたが、好みの猫種もあったのでそれならブリーダーが良いなあとか、殺処分されてしまう猫(この時はまだざっくりとした認識でしかなかった)を引き取ったりもあるなあとか、いざどうしようというのはイマイチ決まっておらず…。

保護猫と保護猫カフェについて知ったのは、里親募集サイトを眺めていた頃でした。サイトでは個人で里親を探している募集も多いのですが、ボランティア団体が出しているものもいくつかあり、色々と調べているうちに以下のことを知りました。

・保健所から引き取ったり、地域の野良猫を保護する活動があること
・それらを行っている様々なボランティア団体があること
・保護された猫たちは新しい飼い主を待っていること
・保護猫と触れ合うことのできる「保護猫カフェ」があること

特に保護猫カフェの存在は、猫初心者である私にとってとても助かるものでした。通常の猫カフェのようにただ猫とくつろぐだけでもいい。もし気に入った子がいるならば、里親を希望してもいい。

猫と暮らす以前にうまく触れ合えるかが心配だった私は、カフェで猫に慣れつつ、いい子がいればそのまま引き取ろう。

そう考え、都内の保護猫カフェを探し始めるのでした。

つづく。

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お世話になっている保護猫カフェにて。
幸せ空間…。

◆次のお話
動物に触れなかった私が、保護猫2匹と暮らすまで。その2

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