よしもとかよ

聴いたり、つくったり、書いたり、話したり、うたったりします。ちいさな庭にいます。猫とバ…

よしもとかよ

聴いたり、つくったり、書いたり、話したり、うたったりします。ちいさな庭にいます。猫とバラとおいしいものが好きです。

マガジン

  • ちいさな庭だより。on note。

    富山シティエフエムさんの番組 [よしもとかよ 日々是好日] の中で、2018年度まで毎月最終週にお届けしていた企画「ちいさな庭だより。」のその後、です。庭のこと、植物のこと、暮らしのことも織りまぜて、ゆっくりたっぷりお届けしてゆきます。

最近の記事

ちいさな庭だより。2024年9月号。

[intro]  9月は秋の入り口、とずっと思っていたけれど、ここのところはどちらかというと夏の終わりというか、夏の尻尾をひきずっているような印象。天気予報では来月初旬までそんな日があるとかないとか。台風や低気圧もおかしな動きをしていて、祖父母の家のあたりではまたおおきな災害になっている。かつてのおだやかな秋はどこへ行ってしまったのだろう。戻ってきてほしい。     [街なかの、裏庭より。]  お隣さんの解体工事、来月に始まることが決定したのを受けて、間借りしていた一部の鉢

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    • ちいさな庭だより。2024年8月号。

      [intro]  今月に入ってすぐに梅雨明けの発表があり、遅ればせながらの夏の到来を感じていた上旬。やがて朝夕に涼風が吹くようになって、このままおだやかに秋になるかと思いきや、39℃を超える酷暑に度重なる台風、とやっぱり最後まで読めない8月が過ぎようとしている。連日、衣服が軋むほど汗もかいたが、体重は変わらず…。     [街なかの、裏庭より。]    夏の土用が明けたら除草作業を…と思っていたが、連日の酷暑に加え、比較的涼しい時間に庭に出ても蚊の標的になってしまうので、

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      • ちいさな庭だより。2024年7月号。

        [intro]  異常な高温に大雨、そして夏休みに突入したというのに北陸はいまだ梅雨明けの発表もない。なんだか年々過酷な夏になっているようにさえ思えてくるこの頃。植物たち共々なんとか生き延びたい、と願うばかりだ。     [街なかの、裏庭より。]    さすがのうだるような暑さに負けて、土用だし…と庭の作業をサボっていたら、すっかり荒れているちいさな庭。先月号でお伝えしていたガウラが、我が物顔でコバルトセージの鉢の中で開花していた。そのうち鉢上げするし、コバルトセージが咲く

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        • ちいさな庭だより。2024年6月号。

          [intro]  梅雨入りと思いきや、いきなり30℃を超える真夏日などに驚かされる6月になった。今年こそはなるまいと思っていたのに、乱高下する気温と湿度で身体がついていかず、早くも熱中症。数か月の辛抱、と頭では分かっているけれど…。なんとか無理することなく、庭の植物たちともども夏を乗り切りたいものだ。    [街なかの、裏庭より。]  雨の季節がやってくるぞ、と構えていたのに雨はほどほどで、夏の暑さが先にやってきたような今月。入道雲までお目見え。それでもあちらこちらで紫陽

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        ちいさな庭だより。2024年9月号。

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        • ちいさな庭だより。on note。
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        記事

          ちいさな庭だより。2024年5月号。

          [intro]  大型連休が過ぎて春の土用が明け、いよいよ庭仕事の季節がやってきた。さまざまな花が咲き、新緑がまぶしい。今月はバラのハイシーズンに春の草花交換会もあり、充実した一か月となった。 [街なかの、裏庭より。]  今月は気温の低い日が若干ありつつも好天に恵まれる日が多く、よく庭に出ていたように思う。植物たちの中にしゃがみこんで、日々どんどん変化してゆく花や葉をじっくりながめながら過ごす時間が、わたしにとってはとてもたのしい。    昨年、能登の家から持ってきた浅

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          ちいさな庭だより。2024年5月号。

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          ちいさな庭だより。2024年4月号。

          [intro]  冒頭から正直に言わねばならない。本当に、何から書けばよいのか分からないほどに植物たちの動きがめざましい。連日、庭に出るたびにあたらしい発見がある。何もかもがハイライトのような一か月だ。    [街なかの、裏庭より。]  桜の開花あたりからだろうか、ちいさな庭の植物たちが一斉に活動を開始した感がある。ヤマブキとアジュガの対照色の風景にはじまり、先月号で芽吹いたことにホッとしていたイカリソウはあっという間に花をつけた。わたしが知っているイカリソウとはちょっと

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          ちいさな庭だより。2024年4月号。

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          ちいさな庭だより。2024年3月号。

          [intro]  なごり雪のちらつく日もあるなど、三寒四温にしては気温差が10℃以上となかなかに激しい春の入り口。ようやく能登の祖父母の家の状況確認に行けたり、昨年に引き続きおうちガーデン茶話会に参加できたり、庭作業のキックオフ的な動きの多い一か月となった。ちいさな庭の植物たちも続々動き出している。そうだった、春って忙しいんだった、と思い出すこの頃である。     [街なかの、裏庭より。]  植物たちの体内時計はしっかりしているなぁ、と春が来るたびに感心しているのだが、今年

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          ちいさな庭だより。2024年3月号。

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          ちいさな庭だより。2024年2月号。

          [intro]  ようやく、と言っていいのかもわからないが、なんとか新しい一年が動き出したような感じがしている2月。余震は少なくなってきたが、引き続き用心している。雪が降ったかと思えば2月とは思えぬ気温の高い日もあり、植物たちも困惑しているのではなかろうか。そういえば春一番も吹いたっけ。      [街なかの、裏庭より。]   季節外れのあたたかい日が続いたあとで寒気がやってきて、がくん、と気温が下がると「春になるんじゃなかったのか」と言いたくもなるが、そもそも2月にこんな

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          ちいさな庭だより。2024年2月号。

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          ちいさな庭だより。2024年1月号。

          [intro]  元日からいきなりの地震。ちいさな庭があるここ富山も震度5強、祖父母の家がある石川・能登は6強の揺れを観測。祖父母の家には未だ行くことができず、建物だけでなく庭の状況や今後について心配が尽きない年明けとなった。   [街なかの、裏庭より。]   年が明けて一か月が経とうとしているところだが、まず正直に言って、年が明けたという実感がない。今までとはまったく異なる世界線に放り込まれたような気分。元日の揺れでカオスと化した自室を片付けるのに2週間を要し、ようやく少

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          ちいさな庭だより。2024年1月号。

          ちいさな庭だより。2023年12月号。

          [intro]  庭の引っ越しから2年が経とうとしている。まだすべての引っ越しを終えたわけではないので、これからも整頓の日々は続く。交換会で行き交う植物たちもあるので、春の本格的な庭仕事シーズンまで、せまいながらもどこをどう手入れして気に入った庭にしていくか、じっくりと妄想することになりそうだ。   [街なかの、裏庭より。]     暖冬のウワサは本当かもしれない、と思っていたら、下旬にさしかかったところで唐突に冬将軍がお出ましになり、警報クラスの大雪という言葉におののいて

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          ちいさな庭だより。2023年12月号。

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          ちいさな庭だより。2023年11月号。

          [intro]  本当に11月なのだろうか?と首をかしげるほどにあたたかい状況から一変して、下旬には山間部で雪の知らせ。街路樹も紅葉からいよいよ葉を落とし始めた。暖冬という予報も聞かれるが、どうなることやら。   [街なかの、裏庭より。]   さて、晩秋である。ちいさな庭でもブルーベリーや花梨の葉が赤くなり、ハマナスの葉は黄色くなり、花が咲く時期とはまた別のにぎやかさになっている。それもしばしのこと、間もなく木枯らしが彼らの葉を吹き落としてしまうのだろう。  花と言えば、

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          ちいさな庭だより。2023年11月号。

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          ちいさな庭だより。2023年10月号。

          [intro]  ときおり夏日の気温になることもあり、しつこく居座っている蚊や日中と夜との気温差に悩まされつつも、庭に出る時間が増えてきた。目下は秋の土用の最中だが、いかんせん天候が不安定なので、土公神に詫びつつ天気の良いタイミングを見計らって集中して作業をしているこの頃だ。     [街なかの、裏庭より。]     秋といえば秋なのだけれど、気温が比較的高いままなので実感が薄い。しかしそんな中でも植物たちの体内時計はちゃんと動作しているようだ。ゲンノショウコが今季は花をい

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          ちいさな庭だより。2023年10月号。

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          ちいさな庭だより。2023年9月号。

          [intro]  朝晩はようやく秋の入り口を感じるような気温になってきた。ちいさな庭の植物たちもそれを感じ取っているようだ。夏の名残の蚊に刺されることが悩みではあるが、それでも庭に出て作業を少しずつ始めている。        [街なかの、裏庭より。]  日中は未だに夏日の気温になることが多いけれど、先月のような耐え難い暑さではなくなってきたので、懸案事項だった植え替え作業をすることにした。加えて、除草も少し。    まずはタツナミソウ。青い花の苗が入ったちいさな鉢が3つあ

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          ちいさな庭だより。2023年9月号。

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          ちいさな庭だより。2023年8月号。

          [intro]  雨らしい雨が降らず、体温と同じかそれ以上の気温が続いた過酷な1か月だった。ありがたいことと言えば、洗濯物が早く乾くことくらい。まったく、うだるとはこのことか。やるべきことは山積しているのに、スイッチが入らないまま、一か月が過ぎようとしている。   [街なかの、裏庭より。]    毎日水を撒いていたにもかかわらず、あまりの暑さにちいさな庭の植物たちにも異変が起きている。心配していた和綿は全滅、睡蓮は水が熱くなりすぎたのか、元気がない。フサスグリやビバーナム、

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          ちいさな庭だより。2023年8月号。

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          ちいさな庭だより。2023年7月号。

          [intro]  ぞっとするような梅雨が明けたとたん、今度は酷暑である。気をつけていたにもかかわらず、3度目のナントカよろしく軽い熱中症をやらかしてしまった。土用の最中ということもあるし、目下は夕まずめに水を撒きながら、秋からの植え替えの作戦を練っているといったところだ。   [街なかの、裏庭より。]  今月上旬は豪雨に翻弄され、その後は35℃を超える酷暑に翻弄され、どうなることかと思ったが、今のところ植物たちはなんとかそれぞれの営みを続けている、という感じがする。ブルー

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          ちいさな庭だより。2023年7月号。

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          ちいさな庭だより。2023年6月号。

          [intro]  一年の中でいちばんニガテな時季であるところの梅雨が過ぎようとしている。日によっては猛暑日に高い湿度だったりもして、植物たちもさぞかししんどかろう。水をやるタイミングに頭を抱える日々である。    [街なかの、裏庭より。]  蒸し暑い日が続いている。ちいさな庭では、白のタイマツバナが咲きはじめた。この花が咲き始めると、夏が来たか、と思う。かつて畑があった頃は、タイマツバナに加えてきゅうりがぶら下がり始めるのが、我が家の夏の到来の合図だった。      その

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          ちいさな庭だより。2023年6月号。

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