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【社会貢献】まずは牛肉の消費を減らせ

■本日のコラムの音声ver

■活動の経過報告

昨日は公立の学校に行ったことすらないカンボジア🇰🇭人の9歳の女の子の家に行ってきました!昨日から彼女の家の横の横くらいに住んでる新しい男子大生雇ってます!

彼は好青年で英語話せるから僕が英語鍛えられるし長く仕事を手伝って貰えるように引き続き頑張っていきます!

てかやっぱり彼女は優秀みたいです!学校に行ってないことがもったいない。だからこそしっかり支援を最後までやって彼女にとって僕が重要な人物だったと大人になってから思って貰えるように気合い入れて頑張ります!

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あと彼女の集落の工事がだいぶ進んでました。ここに新しい家が続々と建つみたいなので僕もどうなるのか楽しみです。

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■途上国に来て思った違和感と気まずさ

主に社会の問題は先進国の人間が好き勝手やってきたから起こってると言えます。今日は牛肉に関することを書きますが、牛肉は高価なので途上国の人たちは基本的に食べることはできません。

例えば、僕が昨日から雇っている男子大生は僕の家の近くのスーパーでバイトしてるのですが時給1.5ドル( 約200円 )で働いてます。当然、牛肉なんか食べれるわけないんです。少なくとも僕が見てる感じカンボジア🇰🇭の人たちは鶏肉をメインに食べてます。

で、東南アジアの若者たちはみんないい暮らしをするために頑張ってます。今後途上国が発展するに伴って賃金や物価は上がります。となると牛肉の消費が増えることは間違いないです。

しかもカンボジア🇰🇭人はプライドが高く見栄っ張りな人が多いので「 私は牛肉を食べてるのよ 」みたいな感じでSNSでアピールしたいーみたいな人はたくさんいるでしょうね。

そんな中、僕はカンボジア🇰🇭に住んでて「 偉そうなこと言えないよな 」って思うことが多々あるんです。例えば前雇ってた男子大生に「 大学で温暖化のこと勉強する? 」って聞いたら「 するよ 」って言ってたんですが、どんな教わり方してるか気になりません?

だってどう考えても「 地球温暖化は先進国の人間がやってきたことだ 」としか教えようがないからです。もしカンボジア🇰🇭の若者がそう教わってたとしたらカンボジア🇰🇭人に安易に温暖化についての話なんか気まずいからできません。

加えてカンボジア🇰🇭人の多くはいい暮らしがしたいって言ってるけど、ボンボン育ちの僕からするといい暮らしなんかしても知れてるんですよ。でもそれを言うのも少し抵抗があるんですよね。

「 あなたたち先進国の人間が言うな、まずあなたたちが慎ましくしろ 」ってなる可能性があるからです。それを言われたら何も言い返せません。気まずくなったらどうしようって思います。

ここから2050年までに特に先進国の人間が何をしているかで地球の未来は決まります。そこで僕らが普段食べてる牛肉について今日は話そうと思います。ぜひ参考にしてください。

■地球温暖化を食で減らすには?

結論から言うと動物、特に牛、豚、鶏を食べるのをやめて野菜中心の生活に全人類がやったとしたら相当、温暖化を防ぐことができるんです。とにかく自分に、子どもに明るい未来を提供したい、持続可能な社会を実現したいのであれば特に牛肉を安易に食べてはいけないということだけ覚えておいてください。

まず牛、豚、鶏などの家畜の飼育は毎年排出される世界全体の温室効果ガスの15%を占めると言われてます。特に牛が最も被害が大きいです。地球にかかる負荷の優先順位は「 牛>豚>鶏 」です。鶏が一番負荷を抑えることができるので僕は普段なるべく鶏肉を食べるようにしてます。

もちろん牛肉も食べます。でも牛肉は一番美味いけど10日に1回とかにして減らして極力食べないようにしてます。

人間が牛肉を食べることで、牛肉の生産過程でどれほど地球に負荷がかかってるか、温暖化を進めているのかを簡単に書きます。

僕ら日本人は無意識に焼肉食べてますよね?その肉のほとんどは牛肉です。先進国の人間が牛肉を食べるってことはブラジルのアマゾンを中心とした森林伐採( 大量の穀物(糖質)生産のため )、大量の水消費、大量のメタンガスの排出、糞尿による海洋汚染が進んでるという認識を持たないといけません。

森林伐採についてですが、今でも1秒間にアメフトコートの1面分の森林が伐採されてます。森林伐採が進むともちろん森林がなくなります。森林は温室効果ガスを吸収することができるんです。なのに森林を伐採するとどうなるのか?大気中に温室効果ガスが放出されて温暖化を加速させます。

なぜ森林を伐採しないといけないのか?それ牛の餌である穀物を生産するためです。牛に穀物を食べさせる理由は先進国の人間による「 脂の乗った肉を食べたい 」という需要があるからです。

そもそも牛は穀物を食べるようにはできてないです( 確か )。主食は草なんですよね。牛の生産は牛舎の狭い空間に牛を閉じ込めて運動をさせず穀物( 糖質 )を食べさせてブクブクと太らせる。そして出荷するんです。

さらに、生産過程の水消費も非常に問題で、牛肉500gを生産するのに約10,000ℓもの水が必要で、ハンバーガーだけで言えばあなたがマクドナルドなどでハンバーガーを1個食べたら『 2ヶ月間ずっとシャワーの水を出しっぱなしにしてる 』のと同じくらいに匹敵する量の水を使ってることになるんです。

現状、世界人口の40%以上、36億人が水不足に悩まされてます。これは今後も上昇すると予想されてて、今から約30年後の2050年くらいには人口が100億人になると予測されてますが、その時には半分の50億人が水不足になると言われてるんです。つまり近い将来、水や食料を巡って戦争や紛争が起こるかどうかは僕らが今何をやってるかで決まるんです。

先進国の人間が牛肉を食べないことで人間が生きることに欠かせない水の消費を大量に抑えることができて、その分の水を足りてないところに普及できたら将来、戦争が起こるリスクを抑えることができます。

もしこのまま無意識にむしゃむしゃと肉を食い続けてると、あなたの子どもの未来を破壊することになります。

さらにアメリカでは家畜がなんと" 毎秒53トン " も排便しててそれが全部海に流れてるんです。よって酸欠海域っていう海域が増えて、要は簡単に言えば海、珊瑚礁、生態系が死んでる、破壊されてるって考えてもらったらいいです。

こんな感じで僕らが肉食ってる裏では、とんでもないダメージを地球に与えていたり生産に携わってる労働者の方が苦しい思いをしていたりしています。

普段僕らは「 この商品はどうやって生産されているのか? 」とかゴミでもそうですが「 捨てたらどこに運ばれてるのか? 」なんて考えない人の方が多いんです。でもそういったことを考えるのが当たり前にならないと持続可能な社会、社会がより良くなることなんてないんです。

今日は簡単にサクッと書きましたがこちらの記事にかつて詳しく書いたので興味あればぜひ読んでください。







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