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ブランドをクリエイトする“鍵山翼”さん

株式会社ブランドエイトで動画を活用したブランディング事業を手がけている代表取締役社長の鍵山翼さんのお話を伺いました。

出身地:大阪/ 活動地域:東京を拠点に全国、世界
経歴
2007年4月〜2017年5月まで
大手人材系の企業にて新卒から6年間営業職として、
4年間は管理職として10年間勤めあげる。
その後、個人事業主として独立。
動画制作の事業を中心に、その他にも、
対人コミュニケーションスキルの講師や、
個人の強み発掘のコンサルをするなど、
企業や個人のブランド作りに関わる事業を展開。
2018年2月、事業拡大に伴い、拠点を東京に移し、
3月株式会社ブランドエイトを立ち上げる。
現在は動画事業に加え、海外からのインバウンド需要に向けた事業を開始している。
たまに趣味の一環で自社のオフィスの屋上でBBQイベントなども行う
現在の職業および活動:企業、個人向けブランディング事業
座右の銘:やった後悔よりやらなかった後悔の方が深く残る

「コンプレックスを強みに変える」

記者 とても楽しそうにお仕事をなさっている印象がSNSでも伝わってきまして、インタビュー出来ることがとても楽しみでした。鍵山さん、どうぞよろしくお願いします!

鍵山翼さん(以下、鍵山) よろしくお願いします。

Q どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍につながっていますか?

鍵山 私は在り方は本当に大切だと思っています。特に自分自身の「確固たるもの」を1つ1つちゃんと認めていくところからスタートだと思っています。どんなに小さいことでも良くって、それをしっかり自分自身で認めていくと、それが自分の拠り所になっていきます。そうすると誰かとの相対比較が減っていって、自分がやりたいことがどんどん出来てくると思います。

記者 例えば、どんなことが絶対になりましたか?

鍵山 例えばこうやって知らない人の急なインタビュー依頼に乗っちゃう俺は心が広いとか思ってます。(笑)「ワクワクしてる俺スゴイ!」とか。一個一個を大事にします。

記者 本当にワクワクしてらっしゃいますよね。(笑)インタビュー快諾頂きありがとうございます。

鍵山 実は昔いじめにあっていたこともあったんですけど、それがもともとコンプレックスだったんですね。でも、それがあったからこそ、人の辛い気持ちもわかってあげられる。そうやって自分の弱みを強みに変えられるんですよね。

記者 なるほど、強みに変えてしまうんですね。

鍵山 そう。親に認められていない劣等感とかもあったのですが、
そのことについて親と向き合い、実は認められていたことを知りその劣等感を自分の中で完了したりもしました。売り上げを追うことも大切ですが、自分のことを見直したりすることが結果的にビジネスもうまくいくんですよね。
そんな在り方を大事にしていますね。

記者 ありがとうございます。コンプレックスを強みに変えてしまうことが、ブランディングに繋がってるんですね。

「人間的なものは不変です」

Q AIが活躍する時代に必要とされるニーズは何だと思いますか?
鍵山
こういうことだと思いますね。今こうやって私がインタビューされているように、人と会ってちゃんとコミュニケーションを取る。人間関係ですよね。

記者 なるほど。今私たちがこうしていることですか。

鍵山 嘘の無い斜めの関係。フラットでも無いし縦でも無いそんな人間関係を作れると何の仕事でも上手く行けるんじゃないですかね。

記者 確かにどんな仕事においても人間関係は根底にありますね。AIが人間の代わりに仕事をしてしまうとも言われますが?

鍵山 仕事が奪われるってビビる必要は無いと思います。AIは奪いにくるというよりパートナー的なものです。でも、正直言うと読めないんですよね。

記者 と言いますと?

鍵山 世の中はどんどん変わっていくし、その時に必要なスキルが何なのかは実はわからないですよ。インターネットが流行ること、プログラミングが必要になること、わかってた人もいるかもしれませんが、わからなかったじゃないですか。

記者 そうですね。

鍵山 でも、人間的なものはどんな時代でも不変だと思うんです。だからやり方より在り方を見直すこと。そうすれば対応できていくと思いますね。

記者 大事なのは仕事やコンテンツではないと?

鍵山 そうです。最終的には人と人ですから、徳を積むことですね。信頼を作ることだと思います。キングコングの西野さんも言ってましたよね。「信頼残高」。シンプルに人間的なものは不変ですから。

「NO VISIONを決めています」

Q これからどんな美しい時代を作っていきたいですか?
鍵山
その人のブランドを相対ではなく絶対からのものにして、自分の幸せを明確に持って、そういう人たちがお互いを尊敬し合って生きてる世界が美しいと思うんです。

記者 一人一人がブランドになることですね。鍵山さん個人としてのこれからのVISIONはいかがですか?

鍵山 実は自分の人生のVISIONは、NO VISIONを決めてるんです。

記者 え?個人をブランドにしたらVISIONがあるのが当然では?

鍵山 法人は死なないので、VISIONを持たせてますが、個人はいつ死んでしまうかわからないんですよね。だからVISION立ててしまうと未達になってしまうかもしれない。だからNO VISIONを決めているんです。それが俺のブランドです。目の前のことにワクワクすることなんです。みんな比較の中に生きていますけど、自分が幸せなら影響されないんですよ。そんなハッピーな人たちが輪を広げたら平和になると思っています。

記者 なるほど。NO VISIONで目の前に常に集中する生き方がブランドになってるんですね。

「人間みんな普通で天才」

Q ずばり人間とは何ですか?
鍵山 いや!難っ!(笑)・・・実は人間てみんな一緒ですよね。ジョブズも俺もそんなに変わらないですよ。結局、みんな自分で能力を押さえつけているんですよ。脳みそって100%使えてないでしょう?ジョブズも100%は使えてないので、誰がスゴイとか気にしなくて良いんですよ。

記者 ジョブズも鍵山さんも同じ人間ですね!

鍵山 そう。自分も天才だと思いたいんですけど、自分は天才起業家にはなれない、自分のこと普通って思うんですね。でもだからこそ、足りないから誰かにお願いする謙虚さも持てました。普通が強みです。今の自分は多くの天才に支えられています。自分が普通だから周りに天才が集まっていると思ってます。
人間てみんなね、普通で天才なんです。
そうなると、私もやっぱり天才ですね。(笑)

記者 鍵山さん、貴重で楽しいお話をありがとうございました!

鍵山翼さんの詳細情報についてはこちら↓↓
Facebook:https://www.facebook.com/tsubasa.kagiyama
セミナールーム:https://www.spacemarket.com/spaces/91vak5HUiqTnKjNW/rooms/EmNASmdtVctvN2ev

港区麻布十番にあるオフィスはスタジオもあり、写真や動画など様々な撮影が行われています↓

【編集後記】
インタビューの記者を担当した森と住吉です。

終始楽しい雰囲気でインタビューをさせて頂きました。
個人をブランドにしていくことで、斜めの関係性を広めていき、多くの人が幸せを見つけていける社会を共に創りたいと思いました。

この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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