見出し画像

氣づきの国語辞典「浜」編

「流れる水」の象形と「屋根・家屋の象形と人の

象形と子安貝(貨幣)の象形」からここでは、「し

わがよる」の意味から、波が皺のように寄ってく

ることを意味し、そこから、「はま」を意味す

る「浜」という漢字ができた。

※「浜」は「濱」の略字。

祖先を祀る霊廟の中に生贄となった動物の足と宗

教的儀礼で使う道具としての「貝」を供えて神を

迎える。

「浜」という字は浜辺で行う儀礼的な行為を意味

しており、古代の人々は天体の巡りと潮の満ち干

きを読み、海原の上空に群がる鳥たちの様子を眺

めて漁に出る日を決定し、その上で、海の安全と

豊漁を願う儀式を行った。

浜辺に設えた祭壇に供え物を並べて、祝詞や神楽

を奉納し、神を味方につけて、大漁を願った。

また、漁に出ない日は、貝や海草、植物を取り、

衣食住の全てを濱にあるもので満たしていた。

鶴見区に浜という地名がある。おそらく昔に淀川

や寝屋川の支流が流れていたんだろうと思う。

#氣づきの国語辞典
#氣づきのがっこう
#ことだまのせんせい
#浜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?