NSS国家安全保障局の防衛利権マフィア、大本営参謀、関東軍が自衛隊と文民統制を破壊する。
ロッキード・マーティンが自衛隊に狙う次の一手 新レーダーや垂直発射装置のビジネスチャンス開拓に熱 | 日本の防衛は大丈夫か
https://toyokeizai.net/articles/-/828366
イージスアショアはロッキード・マーチンがNSS(国家安全保障局)の元防衛次官らを口説いて導入させた。それで軍事音痴の安倍晋三をだまくらかして、官邸の威光で防衛省や自衛隊に押し付けたわけです。内閣人事局ができたので、官僚は官邸に逆らうことができなくなった。ふるさと脱税ことふるさとのうぜいもそうやって導入されたわけです。
NSSには元高官は多数入っていますが、防衛省だけ事務次官で別格、後は局長とか格下です。ですから暴走したら誰求められない。かれらが防衛省の内局にいる子分に命令して暴走している。まるで前線の全く権限がないのに作戦指導に口を出す大本営作戦参謀や、組織の統制を聞かないで軍事行動起こした関東軍と同じです。
いわば令外の官です。本来指揮命令権がないのに、横車を押すわけですから、文民統制の根幹を破壊する行為となります。NSSでの元防衛事務次官の採用は禁止にするか、何らかの首輪をつけるべきです。
アショアは無茶苦茶でした。候補地も説得できていない状態なのに、防衛省にお手つきでレーダーを契約させた。そうすれば後戻りができないからでしょう。
そして途中で頓挫。そうなると買ったレーダーが無駄になる、その実自分たちの面子がつぶれるからと今度はイージスシステム搭載艦というクズを海幕に押し付けた。
コストは調達こすとだけでありません。SPY6ならば米海軍と運用互換性があるだけではく、アップデートのコストや能力の検証も議会や会計検査院が厳しく監視しているし、そもそも調達数が多いのでスケールメリットがあります。
対してSPY7は実質的にユーザーが海自だけですからスケールメリットが効かずに、LMの言いなりにカネを出さないとなりません。
そしてイージスシステム搭載艦は常時二隻運用するならば3隻は必要です。であればもう一隻を調達するようにNSSは働きかけるでしょう。そうなれば海自にはSPY6は諦めて、SPY7を次期イージス艦に採用しろと、2種類のシステムを導入するのは不都合だと、まるでヤクザの論理のような理屈を押し付けてくるでしょう。
一体どんな思惑があったのか知りませんが、国防の指揮系統を無視して、本来なんの命令権がない元官僚たちが防衛を私して、国防を弱体化させるのは大変問題です。防衛費がムダ遣いされるだけではなく、文民統制の根幹が破壊されます。
■本日の市ヶ谷の噂■
防衛省では愛想を尽かした医官の退職は多いが、自衛隊中央病院や自衛隊病院のホームページでは医師名をかくしてばれないように偽装。各所のホームぺージも誇張や詐欺のような記載も多数存在、との噂。
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
月刊軍事研究8月号に防衛省、自衛隊に航空医学の専門医がいないことを書きました。
軍事研究 2024年 08 月号 [雑誌]
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
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