そば屋の2階からTake off -I have! You have!-

昨日は桂宮治さんの落語を聴いて腹抱えて笑った会だった。
フィールドワーク?による「偏差値と笑いは正比例する」という仮説はなかなかおもしろい。
落語で笑えないのは、どいうことか?
今笑ってない人わかるよね?
もう必死で笑うしかないw

台風の時に飛行機が、飛ぶ飛ばないのマクラも最高に笑った!
宮治さんが乗る飛行機だけが台風の最中、条件付きで離陸。雲の隙間を縫って無事着陸。この日宮治さんの乗った飛行機だけが着陸したキセキ!パイロットのナイスフライトだけど、みんながうれしいわけじゃないんだよw

1つめの演目は、「親子酒」。
お酒を呑む様子が最高においしそうで、ホント呑みたくさせる。
親子で禁酒を約束していたが、息子が留守のうちに父親が、一杯だけと奥さんに懇願して家で呑み始めてしまう。
もう、その酒好きそうなことたるや!お酒に目がない父親の姿が爆笑で微笑ましくも思えた。

2つめの演目は、「死神」。
タイトルにもなっている死神をどういうキャラ設定にするのかが、いつも気になるところ。噺家と死神に差異が大きすぎると、たまに違和感を感じてしまうのだ。
宮治さんは、老人というよりも、もっと活力のある感じで年齢は不詳。日本のお化けのような不気味さの様子ではなく、そこはかとない黒いチカラを備えた悪魔的怖さの死神という印象。
最後のろうそくが並ぶ場所へ連れていかれる場面での迫力は、すごかった。
死神のキャラは、パワーのある宮治さんの演出になっており、引き込まれた。
(何様目線で綴っているのか…よかったということを言いたいのです)

ホント笑いが絶えない高座だった。宮治さんが人気の理由がとてもよくわかります。


お酒とファミマのアメリカンドックを食べたくなった爆笑の落語会でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?