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ケアマネの報酬逓減制(定員無くなる)について

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201029/k10012685671000.html

↑ケアマネが持つプラン数が40件を超えると報酬が半額に、60件を超えると3割に減額される仕組みについて、件数を増やしてはどうかとの議論が、来年度の介護報酬改定に向けた社会保障審議会(介護給付費分科会)にて行われている。



https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000689879.pdf
※資料P.3〜

同時に、40件を超すプランを持つことが業務量的に難しいのではないか?であったり、質が低下するのではないか?といった懸念の声が上がっている。

まさに、『共同ケアマネジメント』により、アセスメントと週間計画(3表)を、サービス提供提供事業者側に任せて、業務量を減らす生産性向上を積極的に実施すべきタイミングである。

埼玉県「定期巡回・随時対応サービス普及マニュアル」(PDF:2,628KB) P.28
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/teikijunkai/documents/teikijyunnkaihukyuumanyuaru.pdf

共同ケアマネジメントを実施すると、サービス提供票の予定・実績は、0時〜23時59分の1本になるため、

埼玉県「定期巡回・随時対応サービス普及マニュアル」(PDF:2,628KB) P.30
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/teikijunkai/documents/teikijyunnkaihukyuumanyuaru.pdf

先述のアセスメント、週間計画作成だけでなく、こちら(サービス提供票の予定・実績)についても、業務が簡素化される。

利用者の日々のモニタリングについても、サービス提供事業者からリアルタイムで情報が共有されるため、情報の鮮度と量についても増す形となる。

といったことで、今回の逓減制が適用される定員が増えることによる報酬増については、

共同ケアマネジメントを上手く活用することにより、

業務量を削減し、生産性を向上させた上で実現できるという一石二鳥にも、三鳥にもなる可能性が秘められている。

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