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❝大盛無料❞よりも断るのが大変! 博多ラーメン❝替え玉無料❞

私は現在、食生活を改善しています。
その具体策の一つが❝大盛を頼まない❞ことです。

外食をするときも、並盛のままにするように決めています。
続けることに意味があるので、無理のない範囲で取り組んでいます。
ところがです!

久しぶりにランチでラーメン屋入って、食券を買って、席についたらビックリです。

ラーメン全品
替玉一回
無料!!

って書いてあったんですよ。博多ラーメンなので替玉はあるのは分かっていましたけど、一般的には100円とかかかりますよね?
そしたら、全品一回無料だって言うんですよ!
どうやって採算とってるのかわからないですけど、頼まない方が損な気がするくらいのサービスです。

どうしよう?頼んじゃおうかな・・・と葛藤させられましたが、
もう半年以上続けてきた食事制限を壊さないよう。無料の誘いを断ってお店を出てきました! みなさんだったらどうしますか?

主体的に生きるとは

その帰り道、思い出したことがあります。

それが、ある人のSNSの投稿記事です。
その人は、公立中学校の教員をされていて、朝4時ごろに起きて2時間の勉強をし、仕事から帰ったあとも2時間勉強、そして夜9時半に寝る生活習慣を確立し、夢であった海外の大学進学を果たしたのです。

私も、昨年度まで公立中学校の教員をしていました。
その人が行った、一日に4時間の自己研鑽の勉強時間を作ることがどれだけ大変なことか、
業務改善をして退勤時間を早めることがどれほど大変なことか、
わかるといったら失礼かもしれませんが、一定の理解や想像はできます。
それを実現できたのはなぜなのか、ラーメン屋からの帰り道にわかった気がしました。

それは、❝なりたい自分像❞をはっきりと持っていた人だからです。

人は❝依存❞する

例)職場で誰かに仕事を頼まれたとき、安請け合いをしない。
例)誰も帰っていない中、定時で仕事を切り上げる。
例)勤務時間内に、課された仕事をきっちり仕上げる。

☝こういったことができる人は、自分の意志が明確で、主体的に人生を生きている人だと思います。
これは、❝なりたい自分像❞がある人とも言えます。

そうでない人は、自分の人生を他人の価値基準にゆだねてしまいます。
例)先輩に頼まれた仕事は断れない。
例)みんなまだ働いているから、定時後も一緒にだらだら仕事を続けてしまう。
例)残業ありきで仕事を進めてしまう。

☝こういったことが常態化してしまうのだと思います。
でもそれは、その人が仕事ができないとか能力がないとかそういうことではなくて、仕事をすることが目的になってしまっていることが原因だと考えます。

仕事とは本来、❝誰かの困りごとを解決❞するものではないでしょうか。
そこに、価値が生まれて、解決のお返しとしてお金を払ってもらうのです。

たしかに、仕事は人生において大きなウエイトを占めるかもしれません。
ですが、❝人生=仕事❞というわけではありませんよね。
楽しく仕事をするのは素晴らしいことですし、辛いことがあったとしてもそれを乗り越えて、自分の成長を感じたり達成感を味わうのも素敵なことです。
でも、辛いことをただひたすら耐え忍ぶだけや、自分の趣味や心が安らぐ時間をすべて仕事に捧げてしまっては本末転倒です。

そうならないためには、自分が残りの人生をどう生きていきたいのかというビジョンを持つ必要があります。
最も簡単に表現すれば、❝やりたいことを見つける❞です。

※そういう私も、やりたいことが何なのかまったくわからず、悶々とする日々を送り続けました。
そのとき、とにかく思っていることを紙に書きだして、どんな小さなことでもいいので新しいことに挑戦して、手を出して、失敗をやり続けて、何カ月もたったころに、『ん?これじゃないかな』というものにでえ合うことができました。


当たり前ですが、人はいつか寿命を迎えます。
それが、明日、明後日ではないとしても、いつか必ず終わりの日がやってきます。
人生は永遠ではありませんよね。

人生が終わるその日までに、自分は何をできるようにしたいのか、
何をしたいのか、どんなことを挑戦したいのか・・・
そういったことを考えられるようになると、時間が有限であるという当たり前を再認識できます。

私は、それを2年前に認識しました。実に30歳を過ぎたころです。
これが早いのか遅いのかはもはやどうでもいいと思っています。
人生で一番若いときにそれに気が付いたのだから、あとはやるだけです。

大卒22歳で中学校の先生になって、そこからおよそ9年間…
時間は無限。徹夜でやればなんとかなる。仕事をがむしゃらに頑張ればそれでOK。ストレスは飲み会や、食べたいものを食べたいときに好きに食べて解消する。
そんなふうに、好き勝手に生きているようで、仕事に人生を依存させていた過去の自分と決別をすることを決めました。

もちろん完璧ではなくて、ときどきは自分で決めたルールを破ってしまうこともあります。
それでも、昔の自分にはできなかったことが少しずつ、でも確実にできるようになってきた自覚もあります。

今日はその一つ、そうたった一つですが、
大盛は頼まないことを、実践することができました。
その瞬間お腹いいっぱいになる短期的な満足よりも、
人生100年時代を健康で長く、元気に生きるという、
なりたい自分像に近づくことができました。

以前も食事に関してnoteで記事を書いているので、よかったらみてください!(^^)

もし、これを読んでくださっている皆さんの人生観を再構築するきっかけとなれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。 by kiyomi🍊

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