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起業家が向かう方向
前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、ついに息子は起業への決意をかため腹をくくったようだった。そこで、今日は「若い起業家でも大きく事業を伸ばすための唯一の方法」について書いていく。
どうやったらできるかを考える
事業を進めていくと、中小企業は少ないリソースに悩む。競合他社を調べるとあれもない、これもない。そうなると自分の能力、事業に限界を感じるものだ。
そこで、もうダメだ!と思うか。どうやったらできるかを考え、やり切るかで成果はおのずと変わってくる。
特に若くして起業すると、人脈、経験、お金。すべてのリソースがない。あるのは、やる気とパワー・アイディア・技術のみ。
オンリーワンを目指す路線
日本の多くの企業は、優れた技術などコアな部分が得意で職人気質が強いと思う。
このことは、日本の誇りでもあり素晴らしいことである。しかしこの分野で起業、組織拡大となるとかなりの時間と資金、精度向上を求められる。いわゆるオンリーワンを目指す路線だ。
また、アイディアのみの場合は、相当な準備と他社との協業を考えないと単なる思いつきで終わってしまう。
若い起業家が大きく事業を伸ばすための唯一の方法
一般的に言われる企業のライフサイクルは導入期から成長、熟成、衰退と段階があるが、現在は市場のニーズは早いので、若い起業家には独自で乗り越えるにはかなりのハードルがある。
大きく伸ばしたいのであれば、ベンチャーとして華々しく、メディア戦略でブランディングして資本を集めIPOを目指す以外は方法ない。
これが若い起業家が大きく事業を伸ばすための唯一の方法だ。