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島1周 観光案内

仕事が休みの日は、島1周ランをしている。

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1周だいたい10kmちょい。

今日はランニングコースの紹介も兼ねて、島の風景をお届けする。
反時計回りに島を1周する。

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まずは自宅の近くからスタート。

500mほど走って、さっそく砂利道に入る。

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秋はススキが生い茂り、道が金色に彩られる。

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ヤギの集団がいることも多く、人間が近づくと散り散りに逃げる。

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砂利道は1.5kmほど。

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小さな島らしからぬ雄大な風景。

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4kmほど走ると、小さな牧場が現れる。

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牧場を抜けると……

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見晴らしが良くなり、海が見える。
西に向かって走っているため、夕方だと海に沈む夕日を拝める。

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スタートから5kmで、島1番の高台(標高100m)に着く。
展望台があるが、海と島影しか見えない。

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強風を活かして、風力発電も行われている。

展望台に着いたら、ひたすら下り坂が続く。

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水平線を眺めながら走る。

島の西側は自然の地形に沿って道が作られているので、道は蛇行しており、アップダウンが激しい。

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この1本道には墓地が多い。
むき出しになった岩肌を利用して、墓が作られている。

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この島を舞台にした『洗骨』(監督照屋年之)という映画がある。
島に古くから伝わる風葬をテーマにした映画だ。

この動画を見て初めて知ったのだが、島の西側は「あの世」を象徴しているらしい。
太陽が沈む方角を人生になぞらえた思想や、風葬に適した断崖絶壁が連なる地形から、そのような信仰が生まれたのだろう。

ぼくのランニングコースは「あの世」と「この世」を行き来しているのだ。
ランニングに励むぼくを、草の陰から応援してくれていると信じている。

「あの世」の1本道には、島随一の景勝地がある。

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この階段を降りていくと…

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どーーーん。
南の島らしくない、荒々しい風景だ。

もしボートが遭難してしまってこの浜に流れ着いたら、無人島だと思って絶望するだろうな、といつも思う。

山道を抜けると、急に見晴らしが良くなる。

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標高の低い島の東側が見渡せる。
ひたすら下り坂が続くので、ここでいかに加速できるかが、島1周ランを好タイムで終えるカギになる。

この辺りが、ちょうど中間地点。

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猫の集会所。

フェリーが発着する港。

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ちょっとだけ集落に入る。

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後半戦は、平坦な道が続くので走りやすい。
ひたすら海沿いの道を走る。

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『洗骨』にも登場するブランコ。

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この近くには、もう1つ映画のロケ地がある。

この島を舞台にした映画『ナビィの恋』のクライマックスシーンが撮られた場所。

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ちょっとだけ寄り道。

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海風を浴びながら走るのは最高に気持ちがいい。
砂浜は走りづらいので、岩の上を飛ぶように走る。

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着地点を見誤ると、足首を挫いたり、磯に足を突っ込んでしまったりするので要注意。

夕方のビーチはこんな感じ。

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空が淡いオレンジに染まる。


ビーチを走り終えると、だいたいスタートから10km地点。
舗装路に戻る。

島で最も平坦な道なので、走りやすいが…

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遮るものがないので、風が強い。
北に向かって走るため、北風が強い冬は、バラエティ番組でよくある巨大扇風機に向かって走っている感じになる。

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↑大袈裟ではなく、本当にこんな感じ。

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景色はいい。

漁港。

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漁船はあるが、島には専業漁師はいない気がする(多分)。

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たまにウミガメが泳いでいる。

漁港を過ぎると、最後の砂利道。

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海がキレイ!

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飛行場。
小さすぎて、「空港」って感じではない。

ちょっと進むと、「村民牧場」という名前のソテツの群生地がある。

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生命力の強いソテツは、食糧難の時代に村民を飢餓から救った命の恩人。

牧場なので、もちろん牛もいる。

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海へと続く村民牧場の1本道は、お気に入りの風景の1つ。

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12kmほど走ると、ゴールまで続く最後の1本道。

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製糖工場。
サトウキビ収穫の時期になると、不夜城と化し、甘い香りを島中に漂わせる。

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製糖工場の周りは、サトウキビ畑が一面に広がる。

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ざわわざわわ。

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最後の1本道を走り終えるとゴール!

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昨日は絶好調で、余裕でキロ5分を切れた🎉

以上、島1周観光案内でした。

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ありがとうございました!メェェェ!

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