見出し画像

ノーモアデブ

2017年8月、ダイエットを決意した当時の僕の体重は100Kg近かった。そこから約一年で20Kg以上減量し、今もなおその体重を維持し続けている。

一度極端に太ってそこから痩せた人間にしか分からない感覚かもしれない。僕はもう二度とデブに戻りたくない。僕はもう二度とデブに戻りたくない。大事なことなので(略

場所取るし、階段は辛いし、オールシーズン汗かくし、服選びは苦痛だし。

・・・という話をすると、たいていの人は「ストイックなんですね」という感想を述べてくれるけど、僕は「ストイック」なんて言葉からは程遠い人間だ。隙あらばラーメンライスを食べる人間のどこがストイックだというのか。

ストイックだから痩せたわけじゃない。デブが嫌だったから。ただその思いだけで痩せた。デブな自分をどうしても好きになれなかった

「そういう相手として見れない」と言われたときに「ああ、オレ太ってるからな」と即座に思ってしまった自分が嫌だった。好かれない理由として思い当たる節がありながら、それを改善するための取り組みを一切していない自分に急に腹が立った。

愛すべきデブ、という人もいる。そういう人が羨ましくもあった。でもそうなるためには「デブな自分」を受け入れなければならない。僕にはそれができなかった。

2017年8月、僕は決意した。ダイエットの「方法」ではなく「期間」を先に決めよう。どんなやり方でも一年続ければ成果が出るはずだ。だから「短期間で成果を得る方法」ではなく「無理なく続けられる方法」を模索した。結果的にこれが功を奏したと言える・

やり方ではなく期間を先に決める。長ければ長いほどいい。アドバイスを求められたら必ず言うことなんだけど、これを実践する人はいない。

だから結局、ダイエットとは覚悟の問題なのだろうと思う。短期間でなるべく負担の少ない方法で、という温度感では成果を得るのは難しい。

・・・というのは標準体重を20Kg近くも上回っているほどのクソデブ向けの話であって、標準体重+5Kg程度となるとまた話は変わってくる。その辺の話はまた別の機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?