見出し画像

怠慢マインドフルネス

めっちゃこんにちは。

ストレス社会を毎日懸命に生きる同志の皆様、ご機嫌いかがだろうか。
さぞ、麗しいことだろう。

人間とは元来、毎朝目覚め、飯を食い、物思いに耽り、クソして寝るだけで大忙しである。

現代人はこれに加えて、勉学に励んだり、膨大なタスクに追われたり、Xで他人の夫のモラハラ度合いを返信欄まで追いかけたり、Youtubeでいつの間にか〈島田紳助名言集(作業用)〉に辿り着いたりと、とにかく多忙だ。

世界的に著名な企業の経営者は、現在に意識を集中し、思考をクリアにするために瞑想を取り入れているという。
それじゃ早速、「瞑想を生活に取り入れよう!」とはならないのも人間である。怠慢も人間らしさなのだ。

今回、地元でも名を馳せた怠慢プレイヤーであり、怠慢の日の丸を背負い世界の舞台で闘ってきた私が【怠慢な瞑想】を薦めたい。
本稿では、なんと本家の瞑想にも勝る【怠慢な瞑想】のメリットまで紹介する。刮目せよ。

瞑想とは

意識を集中させ、まず「自分の思考や知覚に気づき意識できる状態(=アウェアネス)」にし、それによって心を「今、この瞬間」に向けた(マインドフルな)状態にもっていき、精神がクリアで、かつ平穏な状態に達することです。

初心者向け!心を整える「瞑想」のメリット&やり方

一般に、瞑想を実践する際、集中できる時間と空間を確保して、呼吸に焦点を当てる方法を耳にする。

ここで疑問が湧く。
呼吸だけ、じっとできるだろうか。日本代表には厳しいものがある。もうモラハラ夫の行動が気になってしまっている。

そこで勝手に編みだし、人智の結晶と個人的に呼んでいるのが、【怠慢な瞑想】である。

怠慢な瞑想

怠慢な瞑想では、瞑想の定義のうち、【気持ちが「今、この瞬間」に向いている】という点だけを煮出して実施する。

かつ、別の行動と同時並行する。おそらく瞑想協会における特大タブーであるマルチタスクを推奨する。

具体的な方法としては、運転料理を行うことだ。

これで瞑想と同等の効果が得られる。
(※個人の感想です。n=1)

そう怠慢な瞑想でも、「精神がクリアな状態になる」と思える要因が、下記の2点である。

  1. 安全確保のために集中が必要

  2. 手がふさがる

運転と料理には、この瞬間の道路状況、火元、刃物などの状況を確認する必要があり、「今この瞬間に集中する」必要が生じるのである。
また手元で安全を確保する役目も担っている。

そのような状況で、集中と考え事が両立されるようなタイミングがやってくる。これこそが、怠慢な瞑想のはじまりの合図なのだ。

本家の瞑想に勝るメリット

怠慢な瞑想では、本家の瞑想では得ることのできないメリットが存在する。

そのメリットはと言うと、なんと、目的地に近づくし、晩飯が出来上がるのである。
これは何と嬉しいことだろう。

結び

ここまで読み進めていただいた多くの方は、既に【怠慢な瞑想】を実践されていたかもしれない。
これまでの実践経験を惜しみなく発揮し、怠慢な瞑想を続けていただきたい。

これからも毎日、怠慢に、大きな夢をもって、一歩一歩を踏みしめていこう。

明日できることを今日やるな

トルコのことわざ

夢見がちな居酒屋侍、今晩も孤軍奮闘中です