産んでくれて、ありがとう
母の日ですね。
ショッピングモールなどの
母の日コーナーを見ていると、
様々な思いが駆け巡ります。
今だから、心の底から思う。
「産んでくれて、ありがとう」
昔は形だけだった
母の日を意識し始めたのは、
1人暮らしをするようになって。
離れてみて初めて、
ありがたさが身に染みました。
だけど、ほぼ何もしないことばかり。
どんだけやねん!って今なら思う(笑)
クリスマスとかハロウィンとみたいに、
「どうせ売上取りたいだけでしょ」って
斜に構えてた若かりし頃の自分。
恥ずかしさもあったんだよなあ。
形だけの贈り物を、
送ることはあったっけ。
母がいてこその自分
感覚が変わったのはやはり、
結婚してからかな。
すぐに子どもが生まれると思ったけど、
現実はそうではなく。
色々な経験をするうちに、
自分という存在が生まれて来たことが、
奇跡のように思えてきたんですよね。
10年以上前、
出産した知人に、
「おめでとう!こうしてみんな母になるんだね」
とメッセージを送ったことがありました。
そしたら、思いがけない返事。
「ありがとう。誰もが母になれるわけじゃないけど、
お祝いしてもらえることが嬉しいよ。」
あの頃はあまり意味が分かってなかった。
だけど今は、この言葉が身に染みる。
世の女性誰もが、
母親になれるわけではない。
母が、母となってくれたこと。
僕を生んでくれたこと。
母がいたからこそ、
今の自分がいると考えると、
何とも言えない感情がこみ上げてきます。
当たり前だからこそ、母の日を
おかげで今は感謝を込めて、
母に贈り物ができるようになりました。
当たり前にあることのありがたさって、
ついつい忘れてしまうもの。
だから、敢えて
「母の日」というイベントがあることで、
母がいてくれたことへの感謝を、
思い起こせるんだよなあ。
母の日、ありがとう。
こんな日に観た「魔女の宅急便」。
おそのさんの愛が、
胸にしみる…
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