頭で考えて理解していたことを、感覚で察知できるようにする運動法

パルクールや武術の型、その他スポーツや運動で

理論的に動きの構造を分解して分析し、実際に自分の身体を動かしてみて確認し、反復練習して動作を頭に覚え込ませたら、次は感覚を訓練する。

論理的に動きを分解することでわかりやすく正確に動作を頭に叩き込むことができるが、これだけでは本来あるべき動物的な感覚が失われてしまう。

そこで感覚を言語化・視覚化し思考で理解した次は、思考で組み上げたものを感覚的に理解する訓練に移行する。

これまで感じたものを頭で考えて理解していたのを、感じたものを感じたままに理解する。

要は「考えるな感じろ」である。

感じたものを感じて理解することのメリットは、
①思考プロセスを挟まず反応できるので反射力が上がる。
②状況に応じて適切に動くことができる。
③潜在意識下で動作のコントロールと修正ができる。
④考えなくていいのでより集中できる。
⑤思考に使っていたエネルギーが節約される。

感じたものを感じたまま理解する練習方法のポイントは、上手くいったときorミスったときの感じ方の違いを理解すること。

理解すると言っても、頭で分析、言語化してはいけない。これをすると意味がなくなる。感じたままに理解するのだ

なんとなく違う、違和感がある、モヤモヤする、気持ちいい、浮遊感がある、などの感覚的な理解でいい。これは他人と共有するものではなく、主観的に自分で正誤を知るためのものだから自分がこれだ!と思えばそれでいい。

我々が身体を動かすとき、あらゆる力が働いている。というか力が働くことによって身体が動く。

走る力、ジャンプする力、重力に負けず立っている力、押す力、反発する力、抵抗する力、などなど様々な力を感じて感覚的に対処できるようになればより高次元の動きが可能になるのではないか?

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