イルミネーションに人が魅了される理由とは？光のデザインについて考えてみる。

メリークリスマス🎄
クリスマスの時期、12月ごろは街の中に様々なイルミネーションがあります。なぜ人はイルミネーションに惹きつけられるのか？考えてみようと思います。

目次
・光の安心感に集まる人
・暗闇の光と人の目
・人の感情によって光が変わるライト

＜イルミネーション＞
たくさんの電灯またはガス灯をつけて建物・船などを飾ること。電光飾。電飾。（illumination）google検索より

光の安心感に集まる人

人が光のある場所に向かう理由は安心感があるからだと思います。真っ暗な闇の中では周囲になにがあるか分からず不安になります。しかし、明るければ周囲を見ることができ、オオカミがいたら逃げられるし、可愛い子がいたら声をかけに行くこともできます。

月、星、朝日、夕焼けなど光の美しさに感動するのも、本能的に人が安心感を求めているためだと考えます。

暗闇の光と人の目

光をじっと見ていると目が疲れてきます。目が疲れると脳の抵抗力が薄くなってきて、暗示を受け入れやすくなります。

また、暗闇に小さい明かりがあると、人はよく見ようとするため瞳孔が開きます。瞳孔が開く状態は、興味のあるものが目の前にある時にも起こります。よく見ようとする＝好き、という錯覚が起きているかもしれません。

人の感情によって光が変わるライト

人の感情に合わせて、ライトの光量や色を自動で変化できる照明があると素敵だと思いました。その人の体調に合わせてリラックスできるようルームライトが調整されたり、イルミネーションが見ている人の気分を読み取って最適な光を演出したりできたら楽しいのではないでしょうか？

外で花火が上がっている時、ライトが自動で明かりを消して、外の花火の光に気づかせてくれる。寝落ちしてしまった人に気がつき暗くしてくれる。次の日のスケジュールに合わせて朝起きやすいように徐々に明かりをつける。

スマートスピーカーの応答を部屋の光の変化で表せてもいいかもしれないと思います。