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数の力だけでは不十分?連携力が組織の真の力を発揮する【忍者の技と知恵 #375】

組織(集団)は規模が大きくなればなるほど穴が生まれやすくなります。穴というのは個と個を繋げる連携力の穴です。

忍者は敵陣中に潜入するためにあらかじめ合言葉を調べます。合言葉や作戦などの軍令は兵を集めて指揮官から部下に通達しますが、下級兵の賤卒《せんそつ》(足軽や雑兵)は集団の最後尾で話を聞くため聞き取りづらく、そのため聞き逃しても許されることが多いです。これを利用し、忍者は賤卒《せんそつ》に紛れ合言葉を聞き出して潜入します。

組織の力とは集団が一致団結して、一つの目標に向かって行動する数の力です。連携力がポイントになる組織の力を維持するためにはトップのイメージを全員が共有し、迅速に迷いなく動くことが重要です。

下級兵士は軍令を聞き逃すことがある


万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home