美和さくら

随筆家、ときどき写真。

「正義」の反対には「別の正義」があるという話

ときどき、記憶喪失になったのではないかという感覚に陥ることがあるのです。  もちろん、記憶自体の連続性は損なわれることなく、1フレーム刻みで思い出せるほど鮮やか…

白い部屋

少女が住んでいるのは白い、窓のない部屋。白い肌、白い髪、白い服を纏う少女が持つ色は、瞳の赤だけだ。ときどき、部屋と自分の境界線がわからなくなる程には白い。  飼…

椿姫 #3(完)

椅子に腰掛け、頬杖をついて3階にある教室から窓の外を眺める。昨日までの殺伐とした空気とは違い、彼女は儚げだった。いまにも窓から飛び降りてしまうのではないか、とい…

シャンプーを使い切った日のこと

最近、特になんでもないのに体が震えたり、起きられなかったり、なんだか体が季節の変化についてきておりません。  なぁんにも無かったGWが終わって、粛々とお仕事が再開…

執筆において使うペンネームを「美和さくら」に戻しました。私の好きなお酒の名前です。どうぞ、よしなに。