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AKIBA活動報告 vol.8 販促EXPO 2021【夏】(東京ビックサイト4月21日~23日) にて非対面アバター接客ソリューション「xR Cast HoloPhone」のデモンストレーション実施しました。

こんにちは。kiwami 三鴨です。

すっかり暖かくなってきましたね!そろそろゴールデンウィークですが、例年なら・・みなさまご予定は?って聞くんですが・・・今年は、いよいよ、聞くのも憚られる感じですね。

そうそう。毎年お世話になっている阿寒湖の定宿の女将さんから先日小包が届きました。東京の人には、あまり馴染みのない「行者にんにく」など諸々送って頂きまして。観光に携わっている皆様こそ大変なときにも、そんな気遣いを忘れない・・まだまだ世の中も捨てたものではないと思いつつ、個人的にはすっかり「北海道に行きたい熱」が上がっております。はやいところ、好きなときに旅行に行きたいです。

さて。前置きが長くなってしまいましたが。タイトルの通り先日開催されました販促EXPO2021【夏】のビーモーション様のブースにて、弊社のプロダクトの「xR Cast HoloPhone」の展示とデモンストレーションを実施させて頂きました。弊社の「xR Cast HoloPhone」は非対面でのリモート接客を実現するソリューションです。店員やスタッフの方は遠隔地からアバターを使って店頭や受付などでの接客をする事ができます。ネーミングに”Holo”がついているのは弊社が得意としている空中結像パネルを使ったホログラム型デバイス(弊社オリジナルの HoloVase)でホログラムの店員さんが接客してくれる未来チックな事が実現できる事からHoloPhoneというネーミングになっています。

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今年に入ってから、1月(販促EXPO【春】)、3月(リテールテック2021)、今回の4月(販促EXPO【夏】)と、立て続けに色々な展示会に出させて頂きまして、非対面型のソリューションのニーズもかなり高まってきたと思います。
最近、同じようなソリューションも色々と出てきたとは思いますが、弊社のは・・・特にアバターの可愛さに定評があります!!(自画自賛)
冗談はさておいて、以前の記事でも書かせて頂いたように、アバターのデザインからスタジオを使った全身モーションキャプチャまで、全て内製でやっているところは、まず聞いたことがありません。クリエイティブへのコダわりは日本一?いや世界一!を自負しております。(突っ走った感じではありましたが、改めて聞いてみると、そこまでやっていると言うと、驚かれる事が多い気がします)

今回も1月の販促EXPO【春】同様に、目白に本社のあります、ビーモーションさんのスタジオからオペレータの方がイベント会場の東京ビックサイトに居るお客様に説明や接客をする本格的な実地デモンストレーションを実施させて頂きました。接客時のイメージはこんな感じです。

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お陰様で。各所から引き合いも増えてまいりまして・・
最近、お客様からたまーに指摘されるようになったなぁと思う所で、

・なんで?裏側が人なの(AIとか自動応対じゃないの?)

て、お話が出てくるようになりました。あ、、いや、実はですね。レッドオーシャン化している分野という事で、ほとんどアピールしていないのですが、弊社でも自社製のカンバセーショナルシステム(対話システム)を持っていて、最終的に目指すべきところはそこなのかもしれないとは思いつつ、棚に置ける小さい店員さんが簡単な受け答えをする・・みたいなのでは実現できるものの、特に「接客」というジャンルに使うにはまだまだ課題があるのかな?と思っています。

特に現時点で「裏側が人」の案件が増えてきた理由は2つほどあると思っており、

・せっかく来てくれたお客さまにAIが微妙な応対をするのはどうなの?
・これまで店頭に出られていた人が自宅待機や働く場所を失っている現状


というところでしょうか。上(AIで微妙な対応)のケースではペッパーが近い事象だったのかもしれないです。ペッパーのクリエイティブも含めて、賑やかしとしては良いのですが・・改めてペッパーレベルの自動応対が実用的か?というともう少し超えなければいけないハードルがありそうです。いわゆる、チャットボットのようなテクノロジーが利用者の期待値を下回った結果、ガードナーのハイプ・サイクル上の「幻滅期」から未だ抜け出せていない印象もあります。現時点のテクノロジーでは優れたインターフェイスではあるものの、人の代替にはなりません。

下の方(働く場所が失われている)については、僕たちも改めて実感するに至ったのですが。コロナ禍以前であれば、週末ともなるとスーパーマーケットの店先にマネキンさんが立っていろいろな商品を紹介したり売ったりしていたと思うんですが・・見なくなっちゃいましたよね。新しいプロモーション手法としてVRのマネキンさんが商品を紹介してくれる・・というのも、かなり着目されてきた感じはします。

そんな感じで。以前のブログにも書かせて頂いた通り・・アバター接客は、

・プロモーション効果による認知向上、売上や営業機会の増大
・接客人員の余剰リソース活用により大きなコストダウンが見込める
・従業員の方の健康やプライバシーに配慮し、更に居住地域や年齢、性別すら超えた新しい働き方の提供
・今後の雇用問題(労働者人口減少)に対し接客を諦めなくてよい店舗設計

このあたり、次世代のインフラになっていくのかな?と日々実感している次第です。

あと・・忘れられがちなところ。重要なポイントとして、いまPoC実施させて頂いている企業様から頂いているのは、実際に使っている店員さんやスタッフさんから「やってみたら、超楽しい!」という声も多く聞くところです。
PMF(プロダクトマーケットフィット)と言う言葉があちこちで言われるようになりましたが。マーケットにフィットするプロダクトとは、実際こういうところが案外と重要なファクターであるのは確実かと思います。いくらマーケットが求めても使う人、運用する人が苦痛に感じるようなシステムが利用される事は無いですよね。

また。今回の展示会の様子は、ビーモーションさんもプレスリリースを出してくださっておりまして、僕の記事よりわかりやすく、簡潔にかかれておりますので、もしよろしかったらご覧頂けましたら?と思います。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000064123.html

さて。販促EXPO【夏】が終わったと同時に緊急事態宣言が出てしまいました。僕らのお客様でもあります、大手のリテールさんも・・あまりの急な話に放心状態というのもお伺いしております。とはいえ、命あっての・・ですので難しいところですが。

最近、提携をさせて頂いている・・というか僕らの間接的な株主になる企業様で360度カメラをつかった施設のVRコンテンツと、弊社のVR接客を組み合わせたようなソリューション・・ちょっとおもしろいよね?という事で共同で開発が進んでおります。

なので、もしリテールさんで・・この際、店舗を閉めている間に店内を360度カメラでVR化してしまおう!ついでにVR空間にVR店員さんも置いてみよう!というお話があれば、ぜひ!至急お話いただければと思います。
ピンチをチャンスに変える!会社を作るときに、僕らの社名(kiwami)を占ったときに、そういう星を持った社名だと聞いていますので、もしそのような案件などありましたらぜひともお声掛け頂けましたらと思います。

しかしまぁ、暑くなってきました。もうマスクとか・・めちゃめちゃ、しんどいですね。いまの気温でマスクしんどいとか言ってると、7月とかになったら溶けちゃいますね。季節柄、気温の変化などで体調崩しがちですので、みなさまも体調などお気をつけください!
来月は・・・また、新たな実績や・・・あらたに提携させて頂くことになった企業さまの音声合成技術により・・ぼくのようなおじさんが美少女化して接客(バ美肉)できるようなお話もできたら?と思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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