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HSKの受験とコツ

2019年9月
私のミッションは、HSK5級に3ヶ月で合格することでした。
当時のレベルはHSK3級にギリギリ合格の程度。本当にちょっとした単語しかわからない超低レベルな状況でした。

しかし結果的には、2ヶ月後の11月の時点で8割越えの得点を叩き出し、合格することができました(合格ラインは6割)。

とにかく絶対に合格をする必要がある中で、実際にどのような方法が一番効果的であったのか、「とにかく受かるためにはどうすればいいのか」という点を中心に記録をしたいと思います。


テストへの申し込み

とにかくまずは、受けれるテストは全て受けることです。「準備ができたら、、」「もう少し時期を見て、、」など言っていてはいつまで経っても受けませんし、受かりません。

当時は3週間に一回ほどチャンスがあり、私の場合は3ヶ月で4回ほど受けるチャンスがありました。しかし結果的には1回目で8割越えの合格とすることができました。

やはり場慣れ、ということもありますし、チャンスをなるべく広げることが肝要です。妥協せず、躊躇せず申し込みましょう。(多分TOEICとかも同じですよね)。

過去問

テストに申し込んだのはいいものの玉砕すればいい、という問題でもありません。さすがに過去問をやり、雰囲気くらいはわかっておくべきです。なんなら、過去問をやり込み、一発で受かるくらいの気概が欲しいです。

過去問のコツは、1回目は一旦全部やり点数を出すことです。1回目から、変に途中で解答を見たりすると全く意味がありません。ここは自分の心との戦いですが、負けないようにしてください。要は、今の自分の実力に向き合うということです。

1回目が終わったら、解答を見て内容を学習し、2回目をやってみましょう。多分また間違えます。間違えたところがなくなるまでやり込むことで、格段に実力は上がります。

2回目が終わったら、次の年次の過去問に取り組みます。また違う問題になるので、ボロボロな成績だと思います。これも間違いがなくなるまで続けます。

この調子で3年分くらいをやれば、間違いなく6割の合格ラインを上回ることはできます。冒頭にも書きましたが、とにかく「現状へ逃げずに向き合う」という意識が大切です。

単語

これが分からないと結局何もできません、が、これにこだわると足元を掬われます。

単語を暗記 ≠ 得点UPです。

おすすめは、過去問の中で頻出の単語を自分で見つけ出し、それを記録することです。特に自分が苦手な単語を拾い出すことが重要です。

大切なことは「単語だけに囚われないように注意する」ということです。

まとめ

あれ、コツと言っても意外とこんなもんか、という感じですね。結局いかに自分の現状を知り、正しい対策をするか というところに尽きると思います。

HSKは合格の人数制限があるわけではありません。競合は存在するものの合格ラインが明確に定められていますので、「隣の人を倒す」というよりは「自分がそのラインに達する」ということに主軸を置き、対策を進めるべきですね。

あと、HSKを取ったからといって話せるようにはなりませんでした笑。話す目的であれば、会話の練習をとにかく週一回でもいいので継続すべきです。話すことへのアレルギー的なものを払拭することが重要で、これは時間がかかります。

しかし、他の人に説明をする際、HSKは一種の目安となるので取っといて損はないでしょう。これもTOEICと同じような感じですね。

皆様の中国語学習が実りのあるものになりますように。

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