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台湾旅日記③ 個人的オススメ寧夏夜市飯

いよいよ、今回の旅最大の楽しみである寧夏夜市で晩御飯!
これは今回の旅の大事なミッションの一つ。前回訪れた際(10月中旬ごろ)は改修工事完了間近で屋台が半分以上しまったままで満足にご飯を食べることができなかった。11月頭より改修工事を終え、寧夏夜市再開との報を受け、これは全力で楽しまなければいけないと心待ちにしていた。
というのも台北にある夜市の中で一番この寧夏夜市が好きだ。コロナ禍以前にこの近くのホテルに泊まった際、あまりにも楽しく毎日ホテルに前に寄って帰ったものである。夜市サイズ感、人の入り、なによりご飯のチョイスが良い。士林夜市は観光夜市でデカすぎるし、饒河街夜市は台北から少し遠く人がバカ多い。西門は夜市というより繁華街だし。なんとなくちょうどよいという言葉が似合うそんな夜市だ。今年台北に何度も訪れる機会があったのに改修工事真っ只中だったので楽しめなかった。こんな待たされたのだ!いけたのならたらふく飯を食うぞ!と心に決めていた。
今回食べたご飯と個人的おすすめの寧夏夜市飯をみなさんにご紹介したい。

寧夏夜市に到着

寧夏夜市の北側から入ると最初に目にするネオン?

変わらずいい感じの名称看板である。他の夜市もこのような看板があったりするのでこういう文化なのかもしれない。
改修工事完了し再開とのことだったが通路の半分ぐらいはまだ工事中で立ち入り不可であった(でも通ってしまう人たちの多いこと!

工事中な感じがひしひしします

まだまだ本調子ではないみたいだか屋台の数は前回と変わらない感じ!これは期待できる。とのことでいの一番に訪れたのは前回寧夏夜市で毎晩のように食べていた米粉炒!!

王家米粉炒
米粉炒 40元

盛り付けが汚いのは、まぁ仕方がないと目を見ないふりしてもらって…。
味は確か! ほかでも食べてみるんだけどここのビーフンが本当に美味しくて忘れられない。前回改修工事中にきたら見つけられなかったのでもうダメかとおもってたところ、もう一度出会えて光栄!!

盛り付けは、雑い。この感じがすごく好き

ビーフンの上に背脂なのかニンニクなのかわからないタレが添えられていてこれが本当に美味しい。一碗の量も食べ歩きにはうってつけである! これを食べて他を食べに回るでも全然いける。ぜひ寧夏夜市に来たさいはここを目指してほしい

髭のおじさんのロゴが気になる

台湾に来たんならルーローハンを食べないといけない!これは絶対だ!けど今回はツレ(台北に滞在していたInstagramのお友達)もいたため初めての屋台を冒険するには悩みまくる自分の性分的に付き合わせるにはちと迷惑だと思ったので前々から気になっていたルーローハンのチェーン店である髭のおじさんがトレードマークのお店に突撃してみた。

鬍鬚張魯肉飯
魯肉飯 小39元

これが思った以上にしっかり美味しいルーローハンで大満足である。屋台飯特有の尖った感じはなくど定番のルーローハンが手軽に食べれることができる。台北を歩いてるといろんなところで目につくのでふと食べたくなった時にふらっと入れるルーローハンのジャンクフードだ!

大根のスープ 50元

前回台北をきた時に地元民御用達の肉団子スープの屋台に連れて行ってくれてから台湾の肉団子文化が気になっている。肉厚でぷりぷりしっかり団子!な塊である。こっちの肉団子はつくねとかじゃなくてほんとにボール。これがまた美味しい。少し探求したい気持ちに駆られる。

ちなみにこちらの寧夏夜市にある鬍鬚張魯肉飯 美食文化館が本店とのこと!奇しくも本店に行っていたのだ。(何事も本店から攻めないといけない教のひと)

まだ食べれる小籠包

次は目についた小籠包が美味しそうな屋台に突撃した。

山東赤肉蒸餃 小籠包 90元

値段・ビジュアルともにお手頃な感じで観光飯にはうってつけだ。台湾といえば小籠包。それは間違いではない。けれど小籠包ほど店の良し悪しを感じるものはない。幸いこの店は申し分ない。セイロで出てきた瞬間に勝ち確である。特筆して語ることはないが屋台梯子の合間の箸休めにはうってつけである。

最後にまだ!

とこんな感じで食べたところで少し腹も膨れてしまった。最後に寧夏夜市で一番衝撃を受けたエリンギの姿焼きを食べて締めくくろうと思った。2019年にここにきた時に見つけた屋台の店主があまりに独特でクセが強い割には提供されるエリンギ焼きがあまりにも美味しいという衝撃。オーバーリアクションでエリンギを焼き、切り分けるその姿。ほんとうに狂人。パフォーマスとして最高だけど本人にとってはそれが普通なんだろうと思わせる目。あのパフォーマンス込みでエリンギの姿焼きを食べたかったが寧夏夜市でその屋台を見つけることができなかった。グーグルマップ上ではまだ残ってるみたいなので曜日限定とかなのかな。
エリンギ焼きは士林夜市で有名店があるので食べることはできる。

けどあっちはマイルドに人当たりよく焼いてくれるので少し味気ない。おいしさは確かだから気になる方はぜひ食べてほしい。饒河街夜市の方でもエリンギ焼きをみたことがある。店主はもしかしたら移動したのかもしれない。少し追ってみたいと思う。
とエリンギ焼きに対する並々ならぬ好きを語ってみたんだけどこんなふうになるぐらいにはべらぼうに美味しい。ぜひみんなも食べてみてほしい!!
詳しい記事にしているのを見つけたのでこちらをぜひ見てほしい。

エリンギ焼きを見つけることができなかったので今晩のねいかよいち飯は終わりとなった。
ここでここに書ききれないいけなかった寧夏夜市おすすめをいくつか紹介したい。
基本にはどの夜市でもある程度食べれて種類が豊富なものよりここの夜市だからこそ食べれるもの!みたいなのに惹かれる。
その代表格がこちら
林振櫂燒麻糬

黒胡麻ときな粉と熱々のお餅が乗ったかき氷!なのである。
19年にきた時は現地民がオススメだよ!と連れてきてくれた場所である。

Instagramのジオタグからスクショ

ビジュアル的に大変に良い。でも食べてみたら見た目とは裏腹にかなり甘く美味しい。黒胡麻にもきな粉にもしっかり砂糖が混ざってあって不快感はない。ぜひこのビジュアルに惑わされず食べてほしい。

続いてはこちら
方家雞肉飯

ルーローハンではなくジーローハン。
ルーローハンは豚肉を煮詰めたものに対して、ジーローハンは鶏の胸肉をほぐして乗せたもの。らしい。
フォロワーの方に教えてもらったんだけどいまだにいけてない。次こそ行こうと思う。

寧夏夜市を後にする前に少しだけ夜市で見たものを。

散歩される豚

なぜ豚を連れて歩いているのか。なぜ豚が鎖に繋がれているのか。さすがの台湾でもこれはあまりにもおかしいのではないか?という強い気持ち。颯爽と去っていった。気になる。

屋台にも犬がいる

こんな人通りが多い夜市の大通りの足元に鎮座していた犬がいた。相変わらず鎖には繋がれておらずお利口に座っている。
彼(?)も店員のひとりなのだろうか。こんなにお利口な犬は日本ではあんまり見かけない。

というわけで寧夏夜市のご飯編はこれには終わり。飯をたらふく食べた後は歩かねばならないということでフォトウォークを敢行です。次回は夜中の台北を写真を撮りながら歩こうの回です。
どうぞよろしくお願いします!

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