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英国食材ルバーブで作る梅肉風のレシピと枝豆ごはん

ルバーブとはどんな食材?

梅肉風ルバーブで作った枝豆と梅肉の混ぜごはん

これまでデザートとして食べるイメージしか
なかったルバーブが“梅干し味“になる
という情報を入手し興味津々!

以前の記事でも紹介したように、お砂糖で煮ると
甘酸っぱいジャムになるルバーブという野菜を、
塩で煮たところ本当に梅干し味になりました!

英国で買うとなると割高で、貴重な日本食材
である梅干を、身近な食材で代用できることも
嬉しいし、デザートとしてだけでなく、日々の
食事でも摂れる機会が増えることも嬉しい、
新発見✴︎

そもそもルバーブとは何か?というと、
英名「Rhubarb」
和名「食用大黄(だいおう)」
日本のフキと似た形状をしています。葉の部分は
食べられないので、地面から伸びる多肉質の葉柄
が食用です。ルバーブは強い酸味が特徴的で、
とてもじゃないけど生でかじるのは難しい。
ヨーロッパでは古くからジャムやシロップ作りに
利用されてきた野菜とのことです。
英国ではルバーブといえばクランブルが定番♪

ロンドンのファーマーズマーケットに並ぶルバーブ

ルバーブは食物繊維が豊富で便秘やむくみ解消
その他にもカラダを整える効果を様々期待できる
ので、食べて損はない食材です。
甘酸っぱいフルーツが好物のわたしは、
そのような効果の魅力はもちろんありますが、
ルバーブで作るジャムやデザートの味がとても
好きなので、ルバーブが出回る季節の訪れを、
毎年楽しみにしているのです。

日本では一般的でない食材かもしれませんが、
以前に比べ入手しやすくなってきているように
感じます。

今回のレシピは、ルバーブを入手しやすい地域の
海外在住者さんにしか役立たない情報かも
しれないのですが…作ってみる価値アリ!と
感じたので念のためシェアしたいと思いました。

日本在住の方はホンモノのおいしい梅干しで、
この混ぜるだけ枝豆&たたき梅ごはんをぜひ作って
みてください♧夏にさっぱりおいしいですよ〜!
お弁当のごはんや海苔で巻いておむすびにも◎
(画像は玄米ですが白米でももちろんおいしい!)

梅肉風ルバーブの作り方

材料

作りやすい分量
●ルバーブ 200g(赤い部分がベター)
●自然塩 小さじ2杯
●水 60ml
●赤梅酢 大さじ1杯

☑︎梅酢を入手しにくい方は、最後にお塩で味を整えればOKです!塩のみでも“おぉっ梅感!“でした。
英在住の方はClearspringにてUme Suを購入できます。

梅酢とは、いわゆる“お酢”ではなく、梅干しを漬ける際にできるエキスです。
今回は、梅干っぽい色と風味をアップさせること、また夏場お弁当が傷まないよう梅干しを入れるように、梅酢を混ぜることで、この塩煮ルバーブにも食中毒対策の効果が加わるよう、活用してみました。
お塩の代用として料理の味付けやドレッシングづくり、色を活かし千切り生姜を漬けて紅生姜づくりなど、梅酢はとても使い勝手のよい調味料です。

☑︎アルミ鍋は避け、ホーローやステンレスの鍋で作るとよいでしょう。

手順


ルバーブを5mm幅にざく切りする。

鍋にざく切りしたルバーブと塩を入れる

鍋に切ったルバーブと塩を入れる。全体へ行きわたるように良く混ぜ、15分ほど置く。

塩の作用で水分が出たルバーブ

水分が出てきたら、水を加え中火にかける。ヘラなどで潰しながらジャム状になるまで煮る。

ヘラで潰しながら煮ると繊維がくずれてくる

ジャム状にやわらかく煮えたルバーブに赤梅酢を加える

梅酢を加えよく混ぜて、水分を煮飛ばす。
味見をして塩味が足りないようであれば、梅酢を追加し、もう一度水分を煮飛ばし調整。

☑︎梅酢を使わない方は、ここで味見をし、塩で最終調整します。

☑︎酸味が苦手な方は、お好みでアガベシロップやはちみつを少量ずつ加え調整しても良いでしょう。

完成した梅肉風ルバーブを瓶に詰める

煮沸消毒など、清潔にした瓶に詰めて粗熱が取れたら、冷蔵庫へ。

少しずつ食べる方・多めに作る方は、小分けにして冷凍保存し、必要な分ずつ食べるのも良さそうですね♪

枝豆と一緒に混ぜごはんにする場合は、炊いたごはんお茶碗2杯分に、大さじ1杯ほどの梅ペーストまたはこの梅肉風、むいた枝豆をたっぷりと加え、良く混ぜるだけです!

むき枝豆と梅肉風ルバーブで作る混ぜごはん

器に盛りつけ、召し上がれ♪

それでは、また!

こちらは、甘酸っぱいルバーブの味を
楽しむレシピふたつ。

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