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好奇心を発生させるトリガー

2020年のテーマを「好奇心と、言葉にすること」にしたことは、前にnoteで書いた。

テーマを決めてから、はて、そもそも好奇心とは……とさまざまな方向に思考が飛んだ。好奇心ってどんな感情なんだろう。どうしても興味がもてないものに対してはどうしたらいいのか。好奇心を芽生えさせるってどんな状態で、結果的に結びつく行動とはどんなものなのか。

わからないこと、知りたいことがあれば、ひとまず記事や関連書を読むのが常だ。先日読んだ本に、たまたま好奇心について書かれていた。

好奇心をもとうとしたことがあるか。
どれだけ興味をもてないと思ったとしても、目の前の人の話を聞く気が起きなかったとしても、「興味がある!」「知りたい!」と思い続ければ、自分の脳をだますことができる。

意訳だけれど、こんな風に書かれていた。

私は、本気で好奇心をもとうとしてきただろうか。
ある意味、好奇心という感情に期待を寄せすぎて、自然に発生するままに任せていたのではないだろうか。もっと知りたい、聞きたいという欲求を芽生えさせるきっかけをつくろうとしただろうか。

好奇心を発生させるトリガー。

本気で発動させようとしたことなんて、なかったかもしれない。

その本を読んで以来、ものは試しということで、今までスルーしてきたような事柄に対しても、いちいち立ち止まるようにしてみた。

いま、私はなぜこんな風に考えたんだろう。
いま、私はなぜこんな行動をしたんだろう。
いま、あの人はなぜこんなことを言ったんだろう。

知りたい、聞きたいという欲求を呼び覚ますように、しつこくしつこく自問自答を繰りかえしている。

少しずつだけれど、周りの事象や人の言動に興味がもてるようになってきたかもしれない。自分のことに関しても。

子供の頃の「なんで?」を思い出して、これからもリハビリにつとめたい。


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