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週末を「休暇」と考えて過ごすと、幸福感が高まる(本当です!)

人は考え方を少し変えるだけで幸せになれるのです

カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー・ホームズ准教授の調査(2017-2018)によると、週末を休暇と考えて過ごすことで幸福感が高まることが判明したそうです。金曜日から週末を休暇と思って過ごすようにすると、余分なお金や休暇を取らなくとも幸福感が高まることがわかりました。

たとえ週末を丸々、ゆっくり休むことができなくとも、一部分の時間を「休暇」と思うことで幸福な気持ちが高まります。要は自分の考え方ひとつで、現状のまま、人生をより楽しく満足したものにできるということ。

当然、「休暇」と思えば行動が変わるはずです。主婦にとってはいつもの「週末の家事」が問題ですが、それは何とか家族の協力で金曜日までに終えておきます。いつもの週末にはない「おしゃれ朝ご飯」を食べたり、ゆったり家族や友人との語らいに没頭したり。たしかに物事の考え方、捉え方が変わると心の余裕が生まれてきそうです。おしゃれをして、ちょっぴり贅沢なブランチにお出かけするのもいいですね。

ぜひ、週末の「休暇」を試してみてください。1つだけ注意事項があって、「休暇」と思って過ごす週末をやり過ぎてはいけないのです。毎週末が「休暇」では効果がなくなります。忙しかった後に、自分へのご褒美として「休暇」を楽しんでください。私は自分のマインドコントロール、まあまあできましたよ。

私の理想の過ごし方といえば、『愛と哀しみの果て』のカレンとデニスのように、お金やビジネスの話はしない生活なのです。ケニアの美しい自然を慈しみ、空想の世界のストーリーを遊ぶ。浮世離れした俗世間から離れた生活。私にはとうていできそうにありません。

北九州市で「休暇」を楽しむには平尾台へのドライブもよいかもしれません。平尾台は石灰岩でできたカルスト台地で羊のように見える白い石が緑の中にいくつも転がっています。小山に上ると360度のパノラマが広がり、雄大な自然を感じられます。周辺には鍾乳洞がいくつかあって、私は千仏鍾乳洞を探検してみました。都心ではなかなか体験できない、ちょっとした冒険スポットです。女性や子供にもお薦めです。

日本人はまだまだ休暇の取り方がヘタクソみたい

エクスペディア・ジャパンによると、日本人の有給休暇の取得率は19か国で3年連続最下位で、取得した日数はアメリカやタイと並び10日間だそうです(2018年12月調べ)。

ホームズ准教授によると「休暇を優先する人は幸福感が非常に高い」こともわかっているそうなので、休暇はしっかりとって、家族との時間を大切にしましょう。そして「休暇疲れ」しないように。予定通りにいかなくても、いいと思う心のゆとりを持ちましょう。

参考資料:Treat Your Weekend Like a Vacation



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