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「抹茶1杯には約1mgのルテイン(色素成分)が含まれます。ルテインもカテキンと同様、抗酸化作用を持ち、特に目の網膜に沈着してブルーライトから目を守る働きが知られています。https://style.nikkei.com/article/DGXMZO75483700W1A900C2000000/

抹茶に含まれる成分について。下記の表から見てわかるように、煎茶には含まれないルテインとビタミンKが抹茶には含まれる。「抹茶1杯には約1mgのルテイン(色素成分)が含まれます。ルテインもカテキンと同様、抗酸化作用を持ち、特に目の網膜に沈着してブルーライトから目を守る働きが知られています。体内では合成できないので食事から摂取する必要がある重要な成分です」(福島さん)

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福島さんらが日本人のルテイン摂取量を調査したところ、ホウレンソウ、キュウリ、卵などから摂取されていて、1日あたりの摂取量は平均1.1mgほどだった。抹茶を1杯飲むと、1日あたりのルテイン摂取量を倍増させることができるという(下グラフ)。

ビタミンKは抹茶1杯で1日の摂取目安量の29%をとることができる。ビタミンKはホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜や納豆に豊富なビタミン。骨のタンパク質を活性化し骨の形成を促すため、骨粗しょう症の治療薬としても使われている。抹茶は濃い緑の野菜並みにビタミンKを含む。

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抹茶と粉茶は別もの?

ここで疑問が出てくる。抹茶は粉末状のお茶だが、寿司店などで出てくる「粉茶」とはどう違うのだろうか。
「粉茶は煎茶を粉末状にしたもの。一方、抹茶は、日光にさらされないように覆いをして栽培した茶葉を粉末にしたものです。煎茶が原料の粉茶は1杯あたり、煎茶に含まれる固形分とほぼ同量となる0.5gほどの茶葉を粉にして使いますが、抹茶では1杯あたり1.5g程度と約3倍量の茶葉を粉にして用います。煎茶を使った粉茶でこの量を飲もうとするととても渋くて飲めません。しかし抹茶はうま味成分であるテアニンなどのアミノ酸が多いので、うま味と渋みのバランスがよく、おいしく飲むことができるのです」(福島さん)

福島洋一さん
ネスレ日本ウエルネスコミュニケーション室 室長。東京農工大学農学部農芸化学科卒業、同大学大学院修了後、ネスレ日本入社。農学博士。ネスレ中央研究所(ローザンヌ)、ネスレリサーチ東京R&Dプロジェクトマネージャーを経て2010年より現職。主にコーヒーや抹茶の機能性研究に取り組む。人間総合科学大学非常勤講師。


喜多重左衛門は、抹茶のおかげで元気に過ごしています。抹茶の機能性は、現在盛んに研究されてきています。日本緑茶の王様抹茶の恩恵をいただきましょう。そんな抹茶を簡単便利に抹茶ペースト「OMGT BEYOND MATCHA」はお役に立ちます。

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宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。