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盂蘭盆会を迎えて「じいちゃんへ」

2年生

 「じいちゃん元気にしていますか?」私はたくさんの方に支えて頂き、4月で20歳を迎えました。じいちゃんがこの世を去ったのは私が3歳くらいの時だったので、じいちゃんとの思い出はわずかです。でも確かに覚えていることは、沢山の愛情を注いでくれたことです。会いに行くたびに全力で抱きしめてくれていた温もりが、なんとなく蘇ります。じいちゃんが生きていたら、どんな感じだったのだろうとたまに考えることがあります。20歳になった今、成人式での着物姿を見せたかったし、じいちゃんが大好きなお酒を一緒に飲みたかったです。

 じいちゃんに会えない今、ご供養をすることがじいちゃんとの会話だと思いご供養を心込めてあげるようになりました。「じいちゃんには届いとるかな?いつも見守っていてくれてありがとう。」

 じいちゃんが、ばあちゃんと結婚していなかったらお父さんたち兄弟も私も生まれてなかったと思うと、今ある自分の命の尊さに改めて気づくことができます。必死で生きてお父さんたちを愛情込めて育ててくださり命をつなげてくださりありがとうございます。たくさんのご先祖様のおかげさまで今の自分があるので、自分らしく自分という一つの尊い命を大切にし、精いっぱい自分の人生を全うします。


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