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【読書】「沈黙のWebマーケティング」

前々から気になっていて読みたかった本の一つです。
本当は「沈黙のWebライティング」という本の方が気になっていたのですが、調べてみると今回紹介する「沈黙のWebマーケティング」の方が先に出版されていて、ストーリーも続いているようだったので、そちらから先に読むことにしました。

この本、非常に勉強になりました。
もっと早くに読んでおくべきだったかもしれません。

本のジャンルとしてはWebマーケティングを学ぶためのビジネス書(コンピュータ専門書)となっていますが、全体を通して1つのストーリーとなっており、また、話がキャラクター同士の対話形式で進んでいくため、非常に読みやすい構成となっています。
ストーリー展開は遊び心満載です。
表紙やタイトルから見てもなんとなく遊び心を感じるところはありますが、キャラクターの設定などはかなりぶっ飛んでいます。
ストーリー展開もなんだそれ、というストーリー展開がてんこ盛りです。

ただ、本書の売りはストーリーの面白さだけではありません。
Webマーケティングに対する解説がとてもしっかりしています。
小手先のテクニックで終わらない、本質的な話が多く、ホームページやSNSなどを通じて自社の商品をマーケティングしている人に取っては、多くの学びがあることでしょう。

私は本業の仕事は講師ですが、これから事業を拡大していくにおいては今よりもっと受講生を増やしていくことが必要で、そのためにはWebマーケティングの戦略も色々と仕掛けていく必要があったりします。
そのときにどのような考え方で、どんな事をすれば良いのか、参考になるノウハウが多く得られました。

また、個人としてはこのnoteやはてなブログで個人的な情報を発信していますが、もっと多くの人に読んでもらうために参考になりそうな内容も多くありました。

特に本業の方では近々Webサイトの改修を予定していたりもするので、この本にあったWebデザインとWebライティングの内容は非常に役に立ちそうです。
また、SNSの運用方法においても、単なるHow toではなく、人間の心理に基づいた効果的な運用方法が紹介されており、これも本業で役に立ちそうです。

お店で働いていて集客を目的にSNSを活用している人などにも是非おすすめしたい本です。

Webデザイン、Webライティング、コンテンツの作り方、SNSの運用方法、レンタルサーバーの選び方など、
Webを使ったマーケティングに関する様々なノウハウが紹介されています。

中でも個人的に印象的だったのは、コンテンツの作り方です。
この本ではコンテンツの作り方はfunnyではなくinterestで考えろと言っています。
それはつまり、ふざけた面白さ、おかしさだけのコンテンツではなく、誰かの役に立つ情報を盛り込むということ。
この本こそ、まさにそれを体現した本と言えるでしょう。
個性的なキャラクターと設定、ストーリー展開だけを見るとfunnyなコンテンツなのですが、Webマーケティングに関する情報は非常にしっかりとしており、internetなコンテンツです。

続けて沈黙のWebライティングの方も読んだので、そちらについての記事も近々アップします。


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