明日施行なんですよ、改「正」入管法。ドサクサにまぎれて永住許可取消の権力をフリーハンドで入管に与える、てなプロセスも結論も言語道断の内容の改「正」。
ちょうどこのタイミングを待って放送されたNHKの番組、1週間は見逃し配信されているので是非。
先週もさんざん書きましたが、そもそもなぜ。という話はこちらを。
■自称「美しい国」の美しい警察組織
愛知県警の地域総務課が作成した文書『執務資料 若手警察官のための現場対応必携』(2009年)には、「不良来日外国人の発見」という項目の中で次のような記載があったという。
■今週のヘイト
毎週言ってますが、お隣の国のマインドとわれわれの国のマインド、どう考えても近い。
■今週のその他ニュース
■今週のドサクサにまぎれてなんかやってんな
これね、5月29日の会議で提出された資料10に書いてあったんですけどね
3年連続、失踪者とかを出していない。が日本語学校を優良とする要件だったところ、去年何もなければまあいい。って「特例措置」を認めてください。だって就活して日本に残りたい留学生個人の責任じゃないから!
ってそういう「特例」をひとつでも認めたらいろいろ崩壊するんで認めない。ってずっと言ってきたんですよね。
今回は愛知県のみで始めたい案件ですが、いいですか、「裁量」が恣意的に運用されていることが問題なのです。こそこそやるんじゃないよ。という感想。
■今週のどさくさまぎれその2
朝日新聞と東京新聞、およそどっちもどっち的な見方をされていると思いますが、これは読み比べると興味深いトピックでした。
開催を「ふつうのこと」として処理するのはジャーナリズムと当該スポーツサポーターの共犯によるものです。ドサクサというかウヤムヤというか、こういう話もちゃんと見聞きしたほうがいいとは思うんですよね。
■その3
技能実習は嘘でも「実習」と呼んでいたから派遣という概念が入り込む余地がなかったわけですが、このたびめでたく育成就労に名前が変わる。じゃあ派遣でもいいよね、と。なるほどエゲツナイことしはりますなあ。
ここでも担当者の胸三寸なことが追認されてる。そりゃ政治資金規正法改「正」案があんな感じのひとたちだからそうだろう、とは思うけど、とにかくぜんぶ記録しておきます。後世、裁かれるがいい。