外国人のお客様へ/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(22.11.27-22.12.3)
一昨日、SNSに投下されたばかりの話題から。
現場の話もともかく、本部広報の対応が「手書きメモの言葉が足りず、多くの方にご不快な思いをさせてしまったことを深く反省し、現在手書きメモは取り下げています」なのは本当にそれでいいんですか。
外国人スタッフ派遣の子会社を持っている企業なのに?
■せめて英語で書け、という声が上記への反応で散見されたので連想した記事
ガイジンには英語、って認識はそろそろ公式に過去のものにすべき、と思っているのですが、まあ冒頭サムネイルに掲示されているようなスタンスに比べればなにかしらコミュニケートしようという意志があるだけマシ。ではあります。
■もうひとつ、マインドは同じローカルニュース
美しい国ねえ(ムカムカしながら)。
■「人手が足りないから誰でもいい、来てくれ」って悲鳴をあげたかと思うと「だがおまえたちに人権はない」傲然と言い放つ、その愚かしさは指摘し続けたい。群馬だけの話ではないわけで。
交流を美化するのはけっこうなんです。だけど一皮むけば「同じヒト」だとは思っていない、その心根を直視させずして、何がメディアか。
……いや、この文脈でメディアを責めるのはお門違い。そんなことは分かってます。分かってるけど当事者に指を突き付けても何の意味もない以上、ヤツアタリしたくもなるじゃん(=情けない顔で)。
■技能実習と特定技能の一本化云々、先週に続いて各紙が社説でとりあげていたのですが、テンプレートを融通しあってるのかい。と言いたくなるような文章も目に入ったりして
判で押したように「人権」ってキーワードが含まれているので、苦笑しました。
そんななかでは大和総研のレポートがちょっと面白かったので最後に紹介しておきます。
おおすじ選択肢2が所与のものとみなされているなか、たしかに1番目の決着にならないとも限らないわけで。興味深い考察でした。
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