三軒茶屋「Seven」 ー何度来ても手強い名店ー

ここは 珈琲のアイスとホットのダブル飲み を初めて経験した場所だ。一見 とてもシックな喫茶店なのだが 一筋縄ではいかない。

初来店は2008年。
当時ピラフを食べて 衝撃が走ったため…
今度は麺類をいってみようと心に決めていた。衝撃というのは、今時冷凍ピラフはそのへんの中華料理店よりも旨いんじゃないかってクオリティーだし、ピラフって食べ物が美味しくないわけがないのだけど、なぜかセブンのそれは… 悲しい気持ちになった。

リベンジ来店はその4年後。メニューには「写真はイメージです」と添えられているが、1ページにL判の写真が3枚貼られて堂々とした姿であり、イメージですというには主張がつよいぞっ… なんてメニューに切なさを感じつつ ナポリタン、ドリンクセットを注文した。

ここの店内は、いつか自分が喫茶店を経営するならこんな雰囲気や店の作りがいいかも と憧れる。ステンドグラスや照明、青い絨毯に赤みの椅子という色彩。店内は奥に広がり、さらに座る場所が入り組んでいて、大切な人との密談にももってこいだ。

ナポがきた。
感想、歯が弱い人でも食べられる。
以上 あとはお察しください。

完敗だ。

セットのアイスコーヒーが来た直後に
「サービスでホットコーヒーをお出ししています」

先に言ってよぉ
せめて別のドリンクにしたよぉ
アイスとホット 両方て 胃も混乱するやーん…

閉店間際に来た ちょっとややこしそうなお客さんに、店員さんがきっちりと退出を言い渡していた。
セブンは 強い。容赦ない。