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秋晴れの高い空の日のおうちカフェ提案

朝晩はなかなか冷えるようになって、お散歩に出るのも億劫になる。だってお布団がわたしを離してくれないから……。なんて。

活動は、始めてしまえばゆるゆると流れていくのだとわかってはいるけれど、そう簡単に割り切れないのが冬というものよ。ね。

こんな日はまず、暖かいところで作戦を立てる。

あのコースを通ってパン屋さんに寄って。きっと焼きたてが出ているから、クロワッサンを買おう。もしあれば、チーズと蜂蜜のパンも。きっとその頃には気持ちも身体もほこほこしているはずだから、ちょっとだけ足を伸ばして神社に寄って。知ってるママ友が旗当番の後の立ち話なんてしてたら面白いな、なんて。

バターたっぷりのクロワッサンと、チーズと蜂蜜のコクに負けないお豆は、やっぱりマンデリンでしょう。どっしりした大地のような香りが、バターの香りをより豊かに。チーズの油脂をまろやかに包みこむ。部屋に残るコーヒーの香りは、暖かい日のそれとは違って、足元にまで落ちていきそうな重みがある。

ここまで思い描けたら、早く朝ごはんが食べたくなるというもの。早く早く、と自分を急かすように動き出す。

ごめんね、お布団。また夜に。

ほどほどの格好に着替え、ざっくりと髪をまとめる。寒くても楽しみがあれば活動できる。その楽しみを作り出すのはわたし。楽しみも幸せも、自給自足が手っ取り早くていい。

いざ、行かん。パン屋さんと素敵なコーヒータイムへ。

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