2022_0804_本読み
<1172字>
冒頭の写真:
サネカズラがだいぶ、そんな形になってきました。
数年前に鉢植えで来たものが、とうとう外でなる、という状態に。
赤くなったら綺麗だろうな。
三週間前はこんな。
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8月4日(木)は以下を読みました。
『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著
福岡伸一 訳
早川書房
第8章 ロマンに満ちた巨大な空虚
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ドーキンスとやりあってる人として、グールドの名前はなんとなく知っていました。そのグールドが槍玉に。
論理的に考えるのが、苦手な山崎に、批判がどのくらい理解できるか、
まったく自信がありません。
(音読した人:山崎)
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『わにさんどきっ はいしゃさんどきっ』五味太郎 作
偕成社
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新作なんですね。おもしろかったです。
(音読した人:はやしさん)
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『畏るべき昭和天皇』 松本健一 著
新潮文庫
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二・二六事件に対しての、天皇の判断はどんなであったとしても「御聖断」ということになるのでしょう。
検索したり、YouTube見たりして、事件の概略をあらためて知りましたが、天皇の判断は妥当なものに思えます。
日本を運営するのって非常に大変だったな、と(それは今も)思います。
また、この事件以降、ベトー(君主の大権による拒絶)することは止めた、とあり、ベトーを検索するとvetoというラテン語らしいです。どういう経緯で入ったことばなんでしょうか。
(音読した人:こいでさん)
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『学問のすゝめ』 福沢諭吉 作
岩波文庫
十七編 人望論
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めいさんが、現代語訳の学問のすゝめを入手した、とのことで、それを読んんでもらいつつ、昨日のところをスクリーンシェアしました。
とてもわかりやすかったです!
と同時に、やっぱり元の表現の方が、力強いというか、読んでいて嬉しいというか、でした。
横に訳を並べて読むのが、非常にいいですね!
(音読した人:めいさん)
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『塩一トンの読書』 須賀敦子 著
河出文庫
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イタリア人の姑さんのこと、味わい深かったです。
「素手」でしか、本を読むことができない、という表現。読書による教養がないという意味かと思います。
フォトロマンゾという写真入り恋愛読み物が好きなのを、翻訳までもする知的な義理娘に知られるのが恥ずかしくて隠していた、とか。
読むこと、そして人が好きな方だったんだろうな、と思いました。
(音読した人:きよもとさん)
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『芭蕉連句集』 中村俊定・萩原恭男 注
岩波文庫、
三六 あなむざんやな(一葉集)126~128ページ
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〈 萬歳の姿斗はいかめしく 〉
の萬歳を、ついついばんざいと読んでしまったのですが、これは、まんざい、三河万歳など伝統芸能のことでした。(これが現代の漫才にもつながってるし、ことばの元は千秋万歳という中国での皇帝の長命を言ったことばのようでした。)
(音読した人:山崎)
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