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節英のすすめ

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2022_0207_本読み

2月7日(月)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、
中央公論社、1974年刊
8 石けん膜に働いている力
小さな黒い膜での実験 膜の薄くなるのをとめる力

出てくる力の呼び名は、毛管吸引力、表面張力、それからもっと広い概念だと思うけど、斥力(確か引力に対抗する力?だったかな)などがあります。

なんとなくイメージはしてるから、とりあえず、読書はできてます。

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2022_0206_本読み

2月6日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
8 石けん膜に働いている力
石けん膜の薄くなる過程 黒い膜の生成

「節の始めに、その節の内容が平易にまとめてあるから、そこを聞き逃すとわけがわからなくなってしまう」

とは、読後のきよもとさんの感想。

山崎は、結構、なんとなく読んでしまっていました。
そういう「構造」をこの文は

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2022_0205_本読み

2月5日(木)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著
中央公論社、1974年刊
7 黒い膜の構造
第一種の黒い膜と第二種の黒い膜

この節の題名の二つの膜は「相」が違っているそうです。
相転移、というのが本当に面白いと思いました。ことば自体がかっこいいです。
その境目ではぽこっとしたくびれになっているというのもまた不思議。身近な美と不思議のしゃぼん玉が、こんな

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2022_0203_本読み

2月3日(木)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
7 黒い膜の構造
黒い膜の中の水 白い膜から黒い膜への転移

今日のところは、なんとなく図解がわかりやすかったかな、と思いました。石けんの濃厚溶液は液晶状態になっていて、その状態もミドル相、ニート相という別の状態があり、、、というのを図のおかげで知り、しゃぼん玉ができるように膜が伸

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2022_0130_本読み

1月30日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
6 水面上の薄膜
長鎖分子の形と配向 ラングミュアの研究

今日の最後の文

〈ラングミュアこそは、「糸と封蝋と紙ばさみ」だけで偉大な発見をなしとげた最後の科学者であったのかもしれない。〉

でした。挿図にある、構造式(元素記号から繋がる線のでてるもの)と具体的な説明図のイメージ

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2022_0129_本読み

1月29日(土)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
6 水面上の薄膜
ドボーの実験 ラングミュアの単分子膜への興味

今回のところも図解がいくつかあり、それによって、こんなふうになっているのかもな、という想像ができました。

それと、読み終わってから、分子の構造式?をわかっている方にちょっと説明を加えてもらうと、わからなかったっこ

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2022_0127_本読み

1月27日(木)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
6 水面上の薄膜
ポッケルス嬢の手紙 レイリーによる単分子膜の仮説

ポッケルスは、ドイツの〈ふつうの女学校を出ただけの〉主婦。体の弱い家族の面倒をみながら、生来の理科好きが高じて、レイリーもおどろく身近なものを使った素晴らしいアイデアで、膜の研究をしました。台所で。

レイリー

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2022_0126_本読み

1月26日(水)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』
立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
6 水面上の薄膜
石けん水の表面 レイリー卿のショウノウのダンスの実験

水面をすばやく滑り動く樟脳の性質を使って、液体の表面を調べ、考察していく筋道がすごく面白かったです。

ペランの推測は、石けんの脂肪酸の分子膜と分子膜の間に水がサンドイッチされてる、というものでした。だっ

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2022_0124_本読み

1月24日(月)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
5 黒い膜の厚さ
黒い膜の厚さ
二種類の黒い膜

難しいです。しゃぼん玉の膜が薄くなっているところが、つまり黒い膜なのですが、それだけでも5種類ある、つまり5層になっている場合もあるらしいです。

カラフルに見えているしゃぼん玉はいったい何層の膜でできているのだろうか、と気が遠く

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2022_0123_本読み

1月23日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
5 黒い膜の厚さ
分子間力の作用範囲
作用球の大きさを定める実験

ここは数式はなくて、けっこう具体的な図だけなのですが、図がわからなかったです。

作用球という、分子間力の働く範囲、などが図示されてるのですが、、、

はやしさん
『ママはかいぞく』
カリーヌ・シュリュグ文、レミ

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2022_0122_本読み

1月22日(土)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
4 石けん膜の構造 
層状構造の液体

しゃぼん玉の膜は層状になっている、という話から、それは「液晶」という状態です、と見慣れた語へと導かれました。意味をよく考えたことはなく、驚きました。液晶モニターなどが層状構造を理由に映るんだな、と思うと、どうなってるんだろう?ということが前

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2022_0117_本読み

1月17日(月)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社
4 石けん膜の構造 層状構造の発見

ペラン(フランス、1914年の石けん膜の色の研究)の驚くべき観察、考察、でした。肉眼(あるいは顕微鏡)で、ここまで推測して、解釈するというのがすごみがありました。

層状構造を発見した、その写真もまるで明快な平面構成の絵のようで、とても自然物とは思えないよ

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2022_0116_本読み

1月16日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社
デュワーの観測

読む前にチラ見して、さっぱりわからない難しい図だなと感じた「国際表示法による色度図」。

しかし、読んでから見て、みんなとしゃべっていたら、意味がわかりました。

ちょっと驚きました。

といっても、x軸とy軸の数値が何なのか、まだ調べないとわからない、、、、だから「意味がわ

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2022_0115_本読み

1月15日(土)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社
ニュートンの観察

この本の一枚だけのカラー口絵は、ニュートンのやったことを再現した写真です。黒い皿にドーム状のシャボン玉(つまり半球)。すごく虹色の縞々が綺麗に撮れている、と思いました。

読みながら、実際に皿の上に半分のシャボン玉を作ってみましたが、表面の流動がはげしくてそれが面白いし、黒

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