さて…

怨憎を抱き相手に向け続けるのと怨憎を手放すのとは、どちらが辛苦なのだろう…

憎む相手が居て、時に怨憎を続ければ生きる糧になる場合もある。
故に一概に怨憎が〘悪〙だとも言い難い。

怨憎を手放すのは、一見〘善〙で良しとも思えるが、怨憎を持っている相手に怨み辛みを一切向けず、下手するとその感情の一切合切を自分に向けてしまう場合もある。
故に一概に手放すのが〘善〙だとも言い難い。

さて…どちらを選択したならば、救われるのだろう…
どちらを選択したとしても〘善と悪〙〘福と負〙は表裏一体として憑きまとう。

ただ、怨憎を持ち相手に向けてる一時の間は〘快楽〙かもしれないが、次第に心が荒み崩壊の闇の時間が長く続くかもしれず、
怨憎を手放せば一時の間は〘苦痛〙かもしれないが、次第に心が和み安定し豊かな時間が長く続くかもしれない。

同じように辛苦を味わうのならば、あたしは…〘手放す〙方を選んでみようかな…

時間（とき）を経て〘手放す〙ことを選び約1年、怨憎、憎悪を手放して良かったと思えるほど今、穏やかで〘感謝〙を心の軸に置いて恙無く日々を過ごせている。

数多の感情、思考、選択肢、問い、答えがあるから〘正解〙もきっと1つじゃなく数多あると思うけど、
あたしにとっての〘正解〙は〘手放す〙ことだったんだと、お香を焚きながら思う今日この頃。

ご覧いただき、ありがとうございます🙏