【#18】　映画『ラスト サムライ』

こんな方におすすめ

・歴史好きな方
・武士道に興味がある方
・日本に住んでいる方

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ラスト サムライのクレジット（監督・キャスト）

監督：エドワード・ズウィック

主演・出演：トム・クルーズ,渡辺謙

再生時間：
154分
公開年：2003年

あらすじ

トム･クルーズ主演、渡辺謙のハリウッドデビュー作品。

明治維新直後の日本。

政府は軍事力の近代化のため西洋式の戦術を取り入れることを決断。

前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。

そんな中、政府は南北戦争の英雄オールグレン大尉を招聘。

彼は西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、侍たちの不穏な動きに焦る政府は、急造軍隊を侍掃討に送り出す。

一人最後まで闘い続けたオールグレンは侍たちに捕えられ、山深い彼らの村へと連れて行かれるのだった…。

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時代に翻弄されながらも武士道を貫いた男たちの物語！？

この作品の舞台は、明治維新直後の日本です。

この頃の日本といえば、文明開化が推し進められ急激に日本が近代化に向けて進みだした激動の時代です。

西欧諸国に追いつけ追い越せの時代に、「武士」という存在は古いものとされ武士の存在意義が薄れていきます。

そんな時代に逆らうが如く最後まで武士を貫き通した姿は、我々日本人の心につきささるものがあるのではないでしょうか。

世界のケン・ワタナベを見るべし！

この作品の魅力の一つは、なんといっても侍の殺陣や新政府軍との戦闘シーンではないでしょうか。

そのなかでもひときわ目立つのが随所で迫真の演技をする渡辺謙です。

渡辺謙は何とこの作品でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされています。

渡辺謙が演じる武士道を極めた男の雄志が見れます。

この甲冑姿の渡辺謙かっこよすぎませんか（笑）。

そのほかにも、ハリウッド映画にたびたび出てくる真田広之や女優の小雪、今作では子役として出演し現在も活躍中の池松壮亮など豪華な日本人キャストにも注目です。

よく見るなんちゃって日本映画とは一味違うハリウッド作品！？

よく欧米映画で描かれる日本の姿といえば、日本の風習や日本人特有の所作が異常にフューチャーされていたり、どこか中国や韓国ぽかったり見ていてどこか違和感を感じてしまうことがありませんか？。

しかし、今作はその点が非常によくできており、日本についてある程度客観的に描かれているのでいままでの欧米映画と比べるとかなり見やすいかと思います。

また、日本人キャストが多いのも見やすさの一つでもあるかもしれません。

それと同時に、アメリカ人が主人公ということで劇中では、アメリカ人と日本人が会話をして互いの文化に触れ合うシーンがあります。

そこから、外国から見た日本の姿がどうゆうものかということもわかると思います。

自分では短所と思ってたことが他人から見たら長所だったり、いままでの自分では気づけなかったことが自分以外の外の世界を見ることによって何か気づきを得ることってありますよね。

この作品を見ると、何かそういったことを教えているような気にもなります。

改めて日本人の良さだったり、過去の人たちが築いてきたものがあるからこそ今の自分がいるのだということを気づかせてくれる作品です。

私自身もこの作品を見て、日本の歴史や過去の人たちの考えなど改めて勉強したくなりました。

最後まで、読んでくれてありがとうございます。
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それでは、また明日！