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【#16】 映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

「厄介なのは知らないことじゃない

知らないのに知っていると思い込むことだ

-マーク・トウィン-」


こんな方におすすめ

・投資などの金融知識が豊富な方
・好きなハリウッドスターがいる映画通の方
・社会派映画も見てみたい方

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マネー・ショートのクレジット(監督・キャスト)

監督:アダム・マッケイ
主演・出演:クリスチャン ベイル,スティーヴ カレル,ブラッド・ピッド,ライアン・ゴズリング,マーゴット・ロビー,セレーナ・ゴメス
再生時間:130分
公開年:2016年


あらすじ

クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、ブラッド・ピットという豪華キャストが共演し、リーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人の男たちの実話を描いた。

05年、ニューヨーク。金融トレーダーのマイケルは、住宅ローンを含む金融商品が債務不履行に陥る危険性を銀行家や政府に訴えるが、全く相手にされない。

そこで「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引でウォール街を出し抜く計画を立てる。そして08年、住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れる。

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ハリウッド4大スターが共演の豪華キャスティング!!

『アメリカン・サイコ』や『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイル、『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレル

『ララランド』のライアン・ゴズリング、そして、私も大好きな言わずと知れたハリウッドスターのブラピが共演しています。

そのほかにも、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』や『ウルフオブウォールストリート』、最近では、『ハーレークイーン』でおなじみのマーゴット・ロビーや何かと世間を騒がしている、

歌手で女優のセレーナゴメスがカメオ出演していてかなり豪華なキャスティングになっているのが今作の特徴です。

なんと、今作は、ブラットピットがプロデューサーも務めています。

ブラットピットが製作者として関わっている作品は、自身の出演の有無に関わらず、人気・高評価作が多いですよね。

なので、公開当時、かなり注目度が高い作品でした。

専門用語のオンパレード!?

この映画は、専門用語がバンバン出てきます。なので、金融知識がないと結構わかりづらいかもしれません。

中でも、めちゃくちゃ出てくる専門用語をピックアップしてまとめてみました。

「サブプライムローン」:返済能力の低い=返済できなくなる可能性が高い低所得者層を対象に、お金を貸し出す住宅ローンのこと。景気が悪くなれば、いつ借りている人が返済できなくなってもおかしくない、リスクの高いヤバいローン。

「モーゲージ債」:一般の人の住宅ローンを複数組み合わせて、投資の対象とした金融商品。投資家がこれを買えば、住宅ローンの借りてからの返済金と高い利子を受け取れるが、組み合わされた住宅ローンの中には、借りてが返済できなくなる可能性の高いハイリスクなサブプライムローンも混じっていた。投資家にこの商品を売っていた投資銀行は、「損をするリスクは低い」と格付け会社を言いくるめ、中身に見合わない使用度の高いランクに設定していた。

「CDO(債務担保証券)」:上記の「モーゲージ債」を分解して束ね直した金融商品。モーゲージ債以上に、リスクが高いがサブプライムローンが多く含まれていたにも関わらず、高い信用ランクが付加されて売り出されていた。

「CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)」:ローンの借り手が返済不能になったり、株や債権が暴落した際の「保険」として売り買いされる金融商品。毎月の保険料が必要だか、トラブルが起こった際には、莫大な保険料が入ってくる仕組みになっている。

「ショート(空売り)」:株や債権の価値が下がると予測、まだ価値が高いうちに売り出し、価値が下がってから買い戻すことで利益を得る手法

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リーマンショックという硬派な社会派映画になっていますが、コミカルに描かれていてちゃんと最後まで見れる構成になっているところがいいですよね。

まだ、未見の人はぜひ見てほしい作品です。

最後まで、読んでくれてありがとうございます。少しでも、共感できたところがあったり見てみたいと思ったら、スキやフォローお願いします。
それでは、また明日!


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