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【お知らせ&裏話】『博多豚骨ラーメンズ10』発売中です

お仕事のお知らせです。

只今『博多豚骨ラーメンズ10』が発売中でございます!
さっそくお手にとってくださった方、ありがとうございます!!



公式のあらすじは、
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主が戻った探偵事務所に、女子大生の素行調査が舞い込んだ。馬場と林の潜入先となった高校に、なぜか復讐屋マルティネスと麻薬取締官リカルドの影がちらつき……。
 青少年を狙う違法な麻薬取引を追う二人が、博多の街を蝕むある組織の存在に近づいていくなか、馬場と林も巻き込まれていく。一方、別の依頼で動いていた榎田も加わり、事件は思いも寄らぬ混迷へと向かっていき―ー。
 ハロウィンの狂騒に浮かれる博多の夜に、悪人同士の化かし合いが開幕する!
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という感じになっております。
過去最高におちゃらけた話なんじゃないかと思います。
少しでも楽しい気分になっていただけましたら嬉しいです。

今回の見どころは、なんといっても口絵のイラストです。
10巻最大のセールスポイントです。
本文はおまけです。


(冗談です…本文も頑張りました…)

ぜひぜひ感想もお聞かせいただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

※今回ペーパー等の店舗特典は一切ございません。


また、この10巻の発売をもちまして、『博多豚骨ラーメンズ』シリーズは7周年を迎えることができました。
これも支えてくださった読者さまのおかげでございます。深くお礼申し上げます。
これからも頑張りますので、引き続き応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


さて、ここからは10巻をすでに読んでくださった方向けに、
今回のお仕事を簡単に振り返りたいと思います。
完全にネタバレになってしまいますので、「まだ読んでないよ~」という方は目に触れないようご注意くださいませ。

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はい、10巻の裏話です。

口絵、ハッピーですよね?(笑)

Twitterでもインスタでも「とにかく口絵がハッピー!」って言いまくっておりましたが、めちゃくちゃ可愛くないですかあのイラスト。
一色の箱ちゃんにあのイラストを描いていただくために今回のお話を書いたようなものなので、やっぱり本文はおまけなのかもしれません。

それはさておき、やっとハロウィンネタが書けました。
実は結構前から(3,4巻を書いているあたりから)「ハロウィンの話いいよな~」という思いがあったんですが、なかなか企画に至らずで。

ハロウィンのモチーフが個人的に好きなんですよね。そもそも私のデビュー作ハロウィンネタですしね。

それで、せっかくハロウィンネタを使うならお祭りっぽくドタバタ劇にしようと考えまして、あんな感じのストーリーになりました。
狂言誘拐&麻薬取引の囮捜査&裏カジノ強盗という3つの軸がハロウィンの日に集約し、それらがちょっとずつ絡み合って思わぬ結果をもたらすという喜劇的なお話です。なんとなく前向きな気持ちになっていただけたらいいなと思っております。
リカルドを再登場させたのは完全に著者のえこ贔屓ですね(笑)

ちなみに、作中に登場する焼き鳥屋さんですが、話の内容がアレなので完全に架空のお店で設定しております。
ただ、警固周辺は美味しいお店がたくさんあるのでオススメです。

ここからはめちゃくちゃどうでもいい余談なんですが、そもそもなぜ今回ずっと温めていたハロウィンネタに踏み切ったのかといいますと……ほら、最近わたくし、某アイドルにハマっているじゃないですか。
4人組のボーイズグループの、〇WVっていうグループに。(伏字の意味がない)

アイドルにハマってから久々に思い出したんですけど、推しがいろんな格好をしているのを見ることってめちゃくちゃ楽しいですよね。「この服もかっこいい!」「この衣装も似合う!」みたいな感動、あるじゃないですか。
推しのいろんな姿を見られる。それだけでハッピー。

そのとき、私はふと思いつきました。

「(はかとん)キャラのいろんな姿を見れたら、読者さんもハッピーになってくれるんじゃなかろうか」

「ハロウィンの日だったら、それが叶うのではなかろうか」


こうして出来上がったのが、この10巻です。

そういうわけで、今回はキャラクターのいつもと違う姿がたくさん見られるようになっております。変装仮装盛りだくさんの一冊です。
特に馬場なんて、やけくそかってくらい衣装チェンジがありますよね。高校生とホストとミイラ男。何でも着こなせる男ですよほんと(?)

つまるところ、記念すべき10巻目として今まで支えてくださった読者さまになにか恩返しできないだろうかと思いまして、とにかく「読者さんが喜んでくださる内容ってどんなものだろう?」という疑問をとことん突き詰めていき、自分なりに悩み抜いて出した答えがこの10巻でした。
読んでくださる方の存在を今までで一番意識して書いた分、読者さまからの感想が最も身に染みる巻かもしれないなと思っております。


と、そんな感じの10巻でございました。
自分の気持ちが少しでも伝わればいいな。

最後に、あとがきにも書いておりますが、今年は新作にも挑戦する予定です。こちらもぜひぜひお楽しみに。

この度は10巻をご購入いただきまして、誠にありがとうございました!

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