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丸の内サディスティックシンドローム。

こんにちは。暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか☺
今日はタイトル通り

改めて丸の内サディスティックが病的に好きだと気付いてしまったおはなし。
アコギを少し齧っている私ですが、ギターを弾きたいと思ったきっかけや曲は~…なんてそんなにドヤ顔して言えるエピソードは正直なくて。

強いて言うなら、某配信サイトで弾き語りをしている方々を見聞きして、自身で弾き語り歌えたら素敵だな、からのコロナ突入、おうち時間も増し増しでまずはギター購入。
とかいうカタチからはいりま~すとかいう、なんとも格好のつかないスタート。

初心者用と言えど、私からしたら結構なプライスのアコギ購入。
思い切った。それもこれも、何とか続けたいという気持ちをキープさせたいという作戦(?)にも関わらず


アコギを初めてからの90%の人が挫折する(BYマーチン社調べ)

の通り、ブランク期~やる気期の繰り返し。
そんな中、モチベを保つために「絶対弾きたい曲」として頭の中にあったのが、

椎名林檎嬢の丸の内サディスティック

でした。名曲中の名曲ですよね。


だがしかし、これが初心者には死ぬほど難しい。
何 が 難 し い っ て 全 部 。

コード音が綺麗に音が鳴らない。
コードチェンジが追い付かない。
見たことない方向に指が曲がる。
指先が痛い。痛い。痛い。痛い。いたい!!!
上記で頑張っているのに、長時間かけても一向に上達しない。

結局志半ば、
他の弾けそうな曲に泣く泣くチェンジして~ブランク期間に突入、の繰り返しでした。

そんな私に転機が。
その日、ギターを抱えてスタジオ(カラオケの個室ともいう)へ向かう私は、工事中の道路に迂回を促され、別ルートで行かざるを得ませんでした。
自分が分かる簡単なコードを惰性でなぞる日々。
いっちょまえに安っぽい(実際安い)ソフトケースを背中にしょって歩く。
歩いている人の視線を感じる気がする。技術もないくせに。突然恥ずかしさがこみ上げる。
ああ、このまま帰ろうかな。なんて考えながらふと前方を見ると、どこかで見覚えのあるお顔が…
え?もしかして…もしかしなくても林檎嬢…?
















とかいう激アツなエピソードがあればいいのですが、
んなもんドラマか映画か、
はたまたライブの入り待ち出待ちか
フィクションぐらいですって。もしくは妄想ね。

んなご都合なタイミングの、偶然の転機なんて、
そうそうあるわけないよね('ω')

そんな中、私がやった事といえば
やる気(が出てる)時期に 時間をかけて
ひたっすらコードの反復練習のみ繰り返して、なんとか形にした感じです。それこそコードも手元も見ずに弾けるぐらい。

時間をかけられるならば誰でもできます。ただ継続が難しい、それだけかと。ありきたりで本当に申し訳ないですが、
個人的には本当に好きな曲じゃないと、モチベ保つのは難しいと思ってます。私の場合はそれが「丸の内サディスティック」だった、というわけです。

そしてこの丸サコードが弾けるようになってからというもの、ぐんと弾ける(なぞれる)曲数が増えました。
というのも

丸の内サディスティックの基本コード進行(以下丸サコード)が
Fm7 E7 Am C (capo3)  

の繰り返しなのですが、
好き!弾きたい!と思う曲にはこのコード進行を使っているものが
とても多いことに気が付いてしまったのです。(今更)

ユーフレットでいいなと思う曲を検索すると、結構な確率で丸サコード。
カポ違いや派生コードでコーティングされていても、
基本は同じものが多いので
また丸サ進行かい( ;∀;)
いや自分どんだけこのコード進行好きやの!?ってなってしまいます。

例えば

◆愛を伝えたいだとか/あいみょん


夜に駆ける/YOASOBI


◆秒針を噛む/ずっと真夜中でいいのに。


◆春を告げる/yama


◆Blue Blue/TRUSTRICK

などなど。
他にもたくさんありますが割愛。

こういう音の性癖ってなんだか、見つけて我に返ると少し恥ずかしくなっちゃうのですが共感してくださる方もいると信じて。

※決して例に出した曲が恥ずかしいと言ってるわけでなく、
使ってあるコードで自分がめっぽう弱いところはここか!って気づいちゃったりしますよね?
それって性癖を知られる感覚になんとなく似てるような気がする、というおはなしです。笑

というわけで、私は林檎嬢とはライブの観客として、としかお会いしたことはございませんが、
我がアコギ人生の中で、嬢が作った丸サは

凄まじく原点かつ頂点
ということを再実感している次第でございます。

この先もずっと、丸サシンドロームでいたいし、意識しなくてもそうあり続けるだろうなぁ☺

ここまでの長文、稚拙な駄文にお付き合いいただき。ありがとうございました。

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