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【観戦日記】第21回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝 セレッソ大阪堺ガールズvsジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18

セレッソ大阪堺ガールズが大会3連覇を目指した決勝戦は0-1での敗戦、惜しくも準優勝となりました。

試合は前半から千葉ペースで進みます。千葉はワイドにピッチを広く使い、突破力のあるサイドハーフを中心にサイド攻撃からチャンスを作っていきます。
対するセレッソの攻撃は手詰まり感。4-4-2のミラーマッチで相手を背負いながらパスを受ける場面が多く、千葉の素早いスライドにサイドで数的不利となりなかなかボールを前進させることができませんでした。
攻めあぐねるセレッソ。すると、縦に突破を図ったところ、ボールをロストし千葉のカウンター。センターバックの裏へのスルーパスを通されて失点。
前半を0-1で折り返します。

後半は準決勝と同様に頭から田中選手を投入。
しかし、ビハインドの焦りからかロングボールや無理な縦パスを試みたりと単調な攻撃になってしまうセレッソ。
途中交代の22番百濃選手のドリブル突破を中心に人数をかけて千葉のゴール前へと迫りますが、ブロックを敷く千葉の前に攻撃陣は沈黙。
最後は最終兵器26番木戸選手を投入し力ずくでゴールに迫りますが、ついぞゴールできず。

そして無情のホイッスル。0-1で試合終了、準優勝となりました。

準決勝に続いて2戦連続無得点で大会を終えることとなりました。
攻撃が単調になりがちな傾向がここ最近目立つセレッソ。
今年はなでしこ1部で戦うレディース、チャレンジリーグで戦うガールズにとって格上との対戦が待ち受けています。。
チャレンジに初参戦したときのように、初心に戻り組織的な攻撃を目指してほしいなと思うのでした。

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