BASWFOODCAMP参加してみた

　料理をすることが苦ではない。むしろ、好きだ。
　なぜかといえば、自分好みの味にできるからだ。オフクロの味で育ったのに、オフクロの味があまり合わなかった（美味しいことは美味しい）珍しい人間なので、自分で味つけができるのが嬉しい。

　基本的に食べるのは自分なので、揚げ物など手間のかかるものは作らないけれど、ご飯も炊くし、味噌汁も出汁からとる。同じようなものを食べるのも、まったく苦ではない。

　だから、BASWFOOTCAMPなるものを見つけた時に、ためらいなく参加することができた。

BASE FOOD CAMP（ベースフードキャンプ）┃BASE FOOD

BASE PASTA®は、1日に必要な栄養素の1/3*を1食で摂ることができる完全食。筋肉を作るたんぱく質も、美肌に欠かせないビタミンも、身体に必要な栄養素はオールインワン！
（公式サイトより）

　週に5日、一食をBASE PASTA®を置き換えることで必要な栄養を摂るらしい。
　気になったものはやってみるが基本姿勢なので、深く考えずにやってみた。

　僕の手元に送られてきたのは20食分のBASE PASTA®と、数食分のラーメンスープと台湾まぜそばスープ、レンジ用耐熱器、そしてレシピだった。

　それを約1ヶ月間食べ続けた。
　数値的なことは色々な体験談がネットには上がっているので、割愛する。少しだけ触れると、体重も体脂肪率も横ばいだった。

味

　主に大豆からできているということもあり、なかなかに癖のある食感だった。目安のゆで時間は書いてあるのだけど、食感が好みではなかった。そばのボソボソ感とうどんのコシを混ぜ合わせたようなもの。
　ゆで加減の調整によって日にちを重ねるごとに慣れてはきたけれど、「BASE PASTA®を使ったから美味しい」とは最後まで感じなかった。今後も食べ続けろと言われたら、できないことはない。ただ、生憎と僕はお米教そば宗派の人間なので、お米が食べられないと禁断症状が出てしまう。
　パスタなんだが、焼きそばやまぜそばなど汁気の少ないものの方がアリだと思った。

体調面の変化

　結果から言うと、明らかな変化はなかった。強いて言うならば便が少しゆるくなったくらいだ。日頃から偏った食事はしていないし、身体も動かしているので、参考にならないかもしれない。

まとめ

　たとえば料理することが億劫で、カップ麺ばかり食べているような人には手間もかからないし、良いかもしれない。
　味に変化が欲しい人にはあまりオススメできない。

　BASE PASTA®を作った経緯やその裏にある考え方は割と面白いので、気にいる人がいてくれたらいいなと思っている。お試しもできるそうなので、気になったら是非お試しあれ。

　BASEFOODCAMPでは、参加者全員に1人ずつ栄養士がついて、twitterにアップするとそれにコメントをくれる。そういう試みも面白かった。レシピに迷っている人にとってはかなり心強かったのではないだろうか。