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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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#失敗

踏み留まって拓ける

踏み留まって拓ける

今の自分にとって、都合の悪い出来事が立て続けに3つほど起こりました。

それぞれは独立している出来事なのに、同じタイミングで起こると、そこになんらかの関連性を見出そうとする癖があります。 普段神に祈ることもないのに、なにかのお告げかと思い込み、自分に貸された運命を読み解こうとします。

けれど、やっぱりそんなことはなくて、ただ3つの嫌なことが起こっただけなのです。1つ1つの出来事に対して、自分の言

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大道芸

大道芸

今日は大道芸を見てきました。 パフォーマンスの面白さや凄さはもちろんだけど、盛り上げ方がとっても上手だなぁ、としみじみ感じました。

知らぬ間にこちらも手拍子をしてしまう。ノリが悪い時には焦らず待ったり、言葉をかけたりして、雰囲気を作っていく。

あと、失敗の折り込み方が凄かった。 失敗は大事だと思っていても、僕のように「失敗は恐ろしいものだ」と植えつけられている人はしばしばいます。

けれど、大

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失敗は必然、成功は祈り

上手く行った時ほど、その理由がよくわかりません。 今日は読書会があって、ものすごく盛り上がりました。

ただ、それがなぜなのか、なにが要因だったのか自分でもわかっていません。 一方で、自分の中で課題が残った時ほど、それは明確になりやすいです。原因までは掴めなくとも、少なくともどの場面が良くなかったのかは明らかになります。

以前から不思議だったのですが、失敗が起こる時って起こるべくして起こるのだと

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失敗への嗅覚

失敗への嗅覚

自分の身体に合わないものがわかる感覚ってすごいことだと思います。腐っているものを食べたこともないのに(食べられる納豆などは除く)、これは食べたらいけないとわかる。先祖代々、生きていくためにそうした危機察知能力を身につけていったのでしょう。

最近、失敗への嗅覚について考えます。 自分の人生を脅かすような失敗を避ける能力ってどうやったら身につけられるのだろうか、という問いです。
たまの寝坊や道を間違

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今はまだない引き出し

今はまだない引き出し

「あの時、こうしておけばよかった」 だれでも、一度くらいはそう思ったことがあるでしょう。

自分の言動を振り返って、もっと良い選択があったじゃないかと悔やみます。

けれど、その瞬間には思いつかなかったんですよね。冷静じゃなくて、考える余裕もなかったから。 もしその瞬間に時間を遡ることができたとしても、やっぱり最善の選択なんてできないでしょう。だって、咄嗟に開ける引き出しなんてないんだから。

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みすみすミス

誤ってまとまったデータを消してしまいました。重要度が高くなかったので、バックアップを怠っていたせいで、復元もできません。

個人的なデータなので、だれかに迷惑をかけたわけではないのですが、さすがにちょっと落ち込みました。

すぐに復旧作業に入れば挽回できたはずなのに、ミスした時ほどパニックになってしまい、余計な操作をしてしまい、取り返しがつかなくなりました。

予期せぬ事態が起こった時ほど、自分の

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織り込む失敗

織り込む失敗

自分に対しても、他者に対しても失敗できる余地を残しておく。

最初から大成功することって難しいです。つまらないこだわりがあって自分なりにやってみたいという気持ちもあるでしょう。だから、盛大に失敗してみる体験は転換のために重要なプロセスです。

それによって、人の意見に耳を傾けたり、違う方法を試してみたりする余地が生まれます。

そのためには、失敗を織り込み済みでいろんなことに取り組んでみるってこと

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間違えた過程を残す価値

間違えた過程を残す価値

 先日あるチームで、日程表が間違っていました。本来休みの日に、カレンダーに誤って予定が入れられていました。単なる誤表記だったのですが、たまたま見つけた僕は困惑しました。

 休みのはずなのに、仕事があるのだろうか?
 そこで、そのチームのslackに休みの確認の投稿しました。その後、自分で再度情報を確認したら、やはり休みであることがわかり、自己解決をしました。

 本来であればslackの投稿は消

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危うく事故2

 今日ものが落ちてきて、危うく足を怪我するところでした。重い荷物はギリギリ僕の足から外れてくれましたが、直撃していたらしばらくまともに歩けなかったでしょう。
 完全に意識の外にあり、冷や汗が出ました。

 置き場所がなかったものを棚の上に置いていたので、動かした拍子に落下してきたわけです。たまたまとも言えますが、そもそも重いものを載せていなければ、起こりえなかったヒヤリです。
 だから、これはシス

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無駄は無駄で、無駄じゃない

無駄は無駄で、無駄じゃない

 流れてきたリンクで面白いと感じるのがありました。

 この話、すごくしっくりくるんですよね。

 自転車の乗り方を教えるプロが以前どこかで特集されていて、その人は初めて自転車に触る子どもを1日で乗れるようにするんです。
 もう何千人と教えていく過程で、練習方法も教え方も最適化された賜物です。それ自体は賞賛に値するんですが、個人的に子どもが学ぶ機会を奪っていないか、と疑問に思った記憶があります。

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『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

 僕は失敗することは大事だなと思っていました。
 失敗から学ぶことで、よりよくなっていく。失敗を過剰に恐れる気持ちや失敗を許さない風土があると挑戦しなくなってしまうので好ましくないです。

 ただ、積極的に失敗をしようと言えない自分がいました。というのも、同じ失敗を繰り返す人がいるからです。あるいは、僕自身も自分の気づかないところで同じようなパターンを繰り返している可能性もあります。

 ただ失敗

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失敗を受け入れる素直さ

失敗を受け入れる素直さ

今『失敗の科学』という本を読んでいます。

 タイトルの通り、「失敗」に関する本なのですが、失敗する理由についてではなく、失敗からどう学ぶかに関する内容となっています。

 事例を交えながら論理的に語られていて興味深いです。失敗はだれにでも訪れます。それは頭の良し悪しとか、システムをいかに整えても人間が関わっている以上、変わりません。

 だから、失敗しないようにするよりも、いかに繰り返さないかが

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失敗の山を築こう

失敗の山を築こう

 大抵のことは数をこなすことで解決します。
 最初はどんなに拙くても、量的な積み重ねによって上達します。

 最近大好きなNotionについて、会う人会う人に熱弁していました。最初話した人達はピンと来ていなかったのに、数を重ねるごとに反応が良くなっている感覚がありました。
 今日話した人は「これすごい!」と良い反応を示してくれました。

 我ながら最初の説明はしどろもどろだったと思います。「すごい

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「成功」が怖い

「成功」が怖い

 失敗をするのは怖い。
 そう感じる体験を多くの人が持っているだろう。
 しかし、なにかを成したいと思った時、失敗なしに成功することはない。
 頭でも理解できるだろうし、実感としてわかっているはずだ。

 失敗するとだれかから非難される。
 それは本当だろうか?
 周囲の人が避難しないと保証しても、二の足を踏む場合がある。
 成功するまで、誰にも言わずに行動すればいい。
 けれど、人知れず行う日記

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