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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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#人間関係

衝突を避ける切り分け

衝突を避ける切り分け

現状への不満を覚えることは、決して悪くありません。

それが行動へのエネルギーになる場合もあります。

しかし、その不満に他者が関わる時は注意する必要があります。感情的なやりとりに終始してしまい、課題の解決に結びつくどころか、余計に状況をややこしくしてしまう可能性があるからです。

だから、言いづらいことほど注意して伝える必要があります。

今日話を聞かれて、課題を指摘しなければならない場面があり

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助けを借りること

助けを借りること

昨日観たプリズン・サークルの映画が、まだ自分の中で余韻を残しています。

僕達は、自分では自分のことをわかっていると思っています。 けれど、自分がなぜ行為するのか、発言するのかということを本当はわかっていないのでしょう。

自信を持っていた一言ですら、素朴な疑問で容易く揺らいでしまう。それはわかっていなかったから。あるいは、目を背けていたから。

ただ、それって別に犯罪をしてしまった人に限った話じ

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交渉

交渉

交渉をする機会がちらほらあるのですが、その度に少し気が重くなります。

こちらがオープンな気持ちでいたとしても、相手側がいかに自分の利益を最大限にするか、という姿勢で来られると、なかなか神経をやられます。だからと言って、自分の身を切りながらやるのも違う話です。

そういえば、交渉についてはあまり学んでこなかったなと思います。教育現場でディベートをやることを奨励する人は結構いるけれど、交渉について積

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呼び方1つ

呼び方1つ

よくわからない慣習で、教育関係ではお互いのことを「〇〇先生」と呼び合う風習があります。

少し教育関係の仕事もしていると、同じ呼ばれ方をされることがありますが、いつもむず痒くなります。

ただ、その感覚を覚えると安心します。 「先生って呼ばれていると自分が偉くなったように感じてしまうから気をつけなさい」 そう教えてくれたのは、僕が尊敬する方です。その言葉は今も胸に刻んでいます。

今日、仕事の関わ

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確認不足

確認不足

建物でエレベーターに乗ったら、同じタイミングでおばあちゃん3人組が乗ってきました。

その時エレベーターは3階にあり、僕は1階のボタンを押しました。おばあちゃん達はなにも押さずにいたので、同じ階で降りるのだと思っていました。

扉が開き、ボタンの近くにいた僕は「開」ボタンを押しながら、先に降りるように促します。頭を下げながら一旦降りたおばあちゃん達はすぐに乗り込んできました。どうやら、目的の階は地

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解像度一致

解像度一致

先日読書会の振り返りを書きました。

その後何日か経過して、webで次読む本を探していた時に、思ったことがあります。 amazonで誰かの書いたレビューを見ていると、高評価している声も低評価している声もあります。そうしたレビューを読んでいて、複数人のレビューが真っ向から食い違っていることがあります。

それは、読み解き方の違いなのでしょう。

読書会をやって気づいたのですが、読むことと読み解くこと

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明るくある

明るくある

今日はあるトークイベントに行きました。 そこで、登壇している人の話や振る舞いを見て、明るくあることって素敵だなと感じました。

明るいということがどういうことか言われると難しいのですが、常に門を開いていることだと思います。ただ積極的であるだけだと押し付けになってしまうのですが、踏み込みすぎるのではなく、いつでも受け入れる準備ができている状態と言いましょうか。

自分の癖で、まだまだ門を閉めてしまう

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敵対はOK

敵対はOK

「敵」と「敵対する」ことは違います。 けれど、両者は非常に混同しやすいなと思います。

敵は必ず敵対します。けれど、敵対するからと言って敵とは限りません。

たとえば個人スポーツであれば、いつも一緒に練習している仲間が試合時は敵対します。ただ、普段は友達です。

スポーツくらい開始と終了がはっきりしているものであれば切り替えも簡単ですが、日常場面ではその境界線はあやふやです。その結果、敵対している

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顔が思い浮かぶ

顔が思い浮かぶ

暑い日が続きます。今日は扇風機を出しました。

最近新しく出会った人となにか一緒にやりたいと思い、自分の知り合いにいくつか声をかけていました。

結果的に時期尚早ということで、一旦機を待つことになったのですが、ふと我に返った時に嬉しさが込み上げてきました。

それは、自分がなにか行動を起こしたいと思い立った瞬間に、頼れる相手がいることについてでした。 なにかをやりたいと思った時に、「どうしていいの

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ちょっかいの真相

ちょっかいの真相

たまに、知り合いにちょっかいをかけることをしています。
ちょっかいというと、悪戯のようなあまり好ましくない印象を受けますが、誰かをイベントに誘ったり、好みそうな情報を見つけたらお知らせしたりしています。

それは、ともすればお節介と嫌がられるリスクを伴っているのですが、徹底して深追いしないことにして、ギリギリを攻めるようにしています。

僕自身が自分から積極的に行動を起こすよりも、誘ってもらった方

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交差点まで

交差点まで

かつて一緒に学んできた友人達と、少しずつではあるけれど一緒に仕事ができるようになりました。

紹介したり、依頼してもらったり。それはとても感慨深いことです。 所属も違い、ただ関心が似ていただけで、たまに顔を合わせる程度だったのに、お互い進んでいった先で出会えるのは嬉しいです。

たまたま同じ組織にいて、同じ部署にいるから一緒に働くということで芽生える連帯感ももちろんあります。 一方で、そういうしが

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向き合う

向き合う

人と人との間には必ずすれ違いが生じます。

だから、苛立ちやもどかしさを当然起こるし、逆に言えばそれが故に思いもしない喜びや楽しさも生まれます。

1つの物事の裏表である以上、どちらかを完全に無くすことは難しいでしょう。もちろん楽しいことは分かち合えばいいのだけど、ちょっと嫌な軋轢もなあなあにせずにきちんと向き合うことが必要になってきます。

それをまざまざと感じられた先週1週間でした。

やった感

やった感

相手がいることをやっている時に、自分の「やった感」を追い求めたくなります。

自分はこういうことをやった、これだけ貢献した、と他者に言えるような目に見えることばかり手をつけてしまう。 しかし、ともすればそれは蛇足になっていたり、相手が不満を覚えていたりします。

そのミスマッチが続くと、「こんなに私はやっているのに」みたいな被害妄想に繋がっています。だからこそ、「やった感」よりも相手との関係性の中

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「次」は選べない

「次」は選べない

伸びてきたので、髪を切りました。

以前行った時に、出来上がりのよかったところに行ったら「今月で閉店します」と言われました。そこは多店舗展開している店だったので、担当してくれた美容師さんは近くの別の店に移ると教えてもらいました。

機会を見つけていこうと思っていますが、属人的な仕事において最大の評価は「次も任せられる」ことだなと思います。美容師さんもそうだけど、どんなにお客さんが気に入ったと褒めて

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