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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2018年9月の記事一覧

信頼したら、裏切られない

信頼したら、裏切られない

 この1ヶ月、1つのWSのことで頭が一杯で、労力と時間のほとんどを費やしていました。

 何度もふりだしに戻りながら、仲間と協力して、乗り越えることができました。当日もハプニングだらけだったけれど、最後にはみんなが笑って帰ってくれた。そして、なによりも自分自身が本当に楽しかった。
 ただ、どことなく「楽しめた」というよりも、「楽しませてもらった」と感じていて、次は自信を持って「楽しめた」と言えるよ

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得意と苦手、どっちやる?

得意と苦手、どっちやる?

「今年は苦手なことに挑戦しようと思ったんです」

 そう言った人がいて、文字通り苦手なことなので、処理が追いつかずにフリーズしていました。
 けれど、僕はその人をとても尊敬していて、頑張って欲しいと思って、その気持ちを本人に伝えました。

「好きなことをやれ」
「苦手なことをやれ」

 どちらの説にも言い分があります。
 結局どちらを信じて歩んでいくのかはそれぞれの選択次第になると思うのですが、僕

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行動のルールを見直す

行動のルールを見直す

 気がつけば色んなことが過ぎ去って行く。

 溜まっていることがたくさんあって、そろそろけじめをつけなければいけないことがいくつかある。

 自分の時間と能力とキャパシティの関係で、全部をやることはできない。
 人の手を借りることはできるけれど、自分でやりたいと思っていることばかりだから、他者に任せても仕方がない。

 優先順位をつけなきゃいけない。
 ただ、その優先順位のつけ方を変えてみようかと

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「ちょうどいい」は永遠の課題

「ちょうどいい」は永遠の課題

「すごくやりたいと思ってやっている仕事の話ならともかく、嫌だと思っている仕事の話を延々と語られても面白くないから、もういいよ。好きなことや楽しいことについて、聞かせてよ」

 久々に地元の友達数人と集まった場で、僕は気づけばそう言っていた。

 一言で表すなら、彼は社畜だった。
 なまじ能力もあるし、人当たりが良い分、重宝されるが、都合よく使われてしまう。残業をさせられたり、便利屋扱いされたりして

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自分を投入できているか?

自分を投入できているか?

「自分がなぜそう思い、行動しているのかを表明する。言葉に責任を持ちながらその立ち位置を表明することで、初めて周りの人はその人に対して行動できる」

 詳細な言葉は忘れてしまったけれど、僕が最も尊敬するファシリテーターの人がそんなニュアンスのことを言っていた。
 それは欧米的な関わりで、いわゆる日本人はそれをしたがらない。だから、なにも言わないまま「察する」ことが求められる。言葉自体も「やばい」「す

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ちかづいたり、はなれたり

ちかづいたり、はなれたり

 この夏は人との別れを経験することが多かったです。一緒にやろうとしていた人が実は目指している方向が微妙に違ったり、個人の都合で去っていく。

 一緒に歩めないことがわかった時には悲しい気持ちになります。
 けれど、考え方を変えればもともと違う道だったのでしょう。むしろ、一時的に重ねっていただけだったと思えば、元に戻ったと諦めがつきます。

「あの人は変わってしまった」

 そういう感じた時に、変わ

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だれ次第の人生か

だれ次第の人生か

 不満にも色々あるけれど、その多くは前提が「やってもらって当たり前」精神になっている。

 同僚が頼んだ仕事をしてくれない。友人が約束に遅刻ばかりする。恋人が返信をくれない。家族が掃除をしない。

「〜してくれない」の裏にあるのは、相手に求める乞食根性です。他者は自分のためになにかをしてくれる人だと思っている。けれど、そういう思惑ほど見透かされる。

 コントロールされそうになったら嫌になるのが人

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まとまった予定を入れない時間

まとまった予定を入れない時間

 この1週間はすこし落ち着いたので、あとまわしにしていた面倒な連絡をいくつかしていました。なにが面倒なのかといえば、意思疎通がうまくいかずになあなあのまま放置されていたことをシロクロはっきりさせるからです。

「そのまま自然消滅するまで待てばいい」と悪魔の声が聞こえてきますが、そんなわけにもいきません。それは責任感ゆえにではありますが、都合が悪いから見ないふりをすると、時間が経つほどにその存在感が

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論理と直感のバランス

論理と直感のバランス

 僕は直感的に生きてきた。

 論理的なことで途中まで考えても、最後の最後は直感に頼る。自分の「なんとなく」を大事なところで信じている。

 それがいいことだと信じてきたけれど、どうもそうじゃないらしい。曲がりなりにもヨガをやってきている身としては、バランスを意識せざるをえず、そうすると論理的な思考もちょっとはやらんといけない。

 最近になって、友人の助けも借りて理論や知識を仕入れるようになって

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点と点をつなげる熟成

点と点をつなげる熟成

 ご飯を炊く時に入れるといいものはなんだろう?
 麦などの穀類だろうか? あるいは肉や野菜、出汁を入れて炊き込みご飯にする?

 いやいや、にがりを入れるといいのだ。
 そんなことを言われて、お土産でにがりをいただいた。3合に対して2、3滴入れれば、ふっくらしたご飯ができるらしい。しかも、ミネラル分もアップ。

 それから2ヶ月くらい経ったけれど、未だににがりは減っていない。
 しかし、せっかくい

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自己紹介はなんのためにするのか

自己紹介はなんのためにするのか

 自己紹介をする時にいつも困ってしまう。
 昨日も初めましての人と会う機会があって、しどろもどろになっていた。

 まず名前を言って、その後の言葉が続かない。多くの人は仕事(学生ならば専門)や趣味の話が始まるのだろう。

 まず仕事が1つではなく、「営業です」のような漠然とイメージが伝わる言葉で言い表せないので、長くなってしまう。そして、そもそも自分を紹介する時に仕事の話をしたくない。

 愛着は

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自分が馬鹿にしていることはなんだろう?

自分が馬鹿にしていることはなんだろう?

 人間は自分をなぐさめるために、だれかやなにかを馬鹿にすることがある。
 まわりを下に見れば、自分が上になったような気がするから。

 実際のところ、それはただのまやかしだ。
 けれど、自信がなかったり弱っていたりする時は、幻想にすがりたくなるのかもしれない。

 ただ、とびっきり甘い誘惑には落とし穴もあって、結局自分はなにも変わっていないということだ。だれかに「馬鹿にするな!」と冷や水をかけられ

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ひとりごと

ひとりごと

 今日も失敗した。

 挑戦したから失敗できた。
 変えるべきこと、次への課題はたくさん見つけられた。次にやる時はもっとできるはずだ。

 そして、自分の中で引っかからなかったことはできていたのだ。つまり、数えられる失敗ばかりに目を取られがちだけれど、実際には数えられないほどの成功もあるのだ。

 だから、次の機会に向けて練習しておこう。
 早くチャンスが訪れないかな。

 …………。

 いつも

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恐怖を感じる笑顔

恐怖を感じる笑顔

 誰かの笑顔を見て、ぞっとすることがある。
 特におかしい点があるわけでもなく、文脈的に笑ってもいい場面。けれど、その笑顔を目にした瞬間に、思わず肩に力が入るような恐ろしさを覚える。

 本気で笑っている時、人は「口角が上がり」「目尻が下がる」。
 愛想笑いの時、その2点の特徴はない。

 ぞっとするような笑顔を浮かべる人は、多くが本気で笑っているのだ。 
 しかし、なぜかしら僕の身体は拒絶反応を

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