京都西陣・お気楽着物コーデ(20201009) ~秋の初めての袷は着物で困る雨の日からだった~
こんにちは、京都西陣のkiritsuboです。まずはコーデ全体のご紹介。
コーデの詳細はあとに書いてます。
1.2020年10月9日の着物コーデ。
2.当日の天気
最高気温 19.9度、最低気温 15.8度
今回はかなりな雨でした。雨コートしっかり着て出かけましたが、行きしなは主人が車で送ってくれたので楽でした♪ 帰りは雨も小降りになって、大きな傘も守ってくれたので、ほとんど濡れませんでしたよ。
3.着物
ついに袷(あわせ)になりました!ほんまはもう1回着たかった単衣があったんですけど、気温が10度台となると、やっぱりちょっと寒そう。。
それに、着たかった単衣は正絹の良いもんやったので、強い雨の日にはどうしても着て行く気がしません~ そやけど着て行きたかったなぁ…
購入先はイズミヤの和装店。閉店セールでゲットしました♪ ここは閉めんといてほしかった。買えるところがどんどん減っていきます。
素材はポリ。とにかく洗える着物が欲しかったんです。それだけにものすごく重宝しています。
丈は袖丈1尺3寸。既製品は全部この寸法ですね。私は身長160㎝ちょっとですが、この長さが一番バランス的には良いです。
柄はお花柄。お花はなでしこです。なでしこというと秋の花ですね。
でも、年がら年中着てます。家の中とかお店で仕事するときとか。
正式なお茶席で着るような着物ではないので、そこはあんまり考えなくてもいいかもです。今回は雨がじゃんじゃん降り(京ことばです)やったので、正絹の着物はできたら着たくない。こういう時のためのポリ着物ですよね~
雨コートを着たので、裾を少し上げました。本来なら着物の裾を持ってくるっとひっくり返して上げてしまうのですが、この雨コート、どうもはだけやすい。早く歩くと中が見えて、裾周りがお襦袢だけになってるのがばれてしまうので、はだけても着物が見えるように3㎝ほどだけ上げてます。お太鼓に通して、着物ベルトで留めてますよ♪
4.帯
着付けの先生から譲っていただきました。
着付け教室で使われてた帯のようで、かなりお安く買えたと思っています。
種類は名古屋帯。柄は雲柄。雲取りていうんですかね。
古い帯なので分かりにくいですが、金糸は結構使われてます。でもはげてしまったのでほとんどピカピカしません。これはかえってありがたいです。柄としては季節を選ばないので重宝しています。
5.帯揚げ
これも着付けの先生から。くすんだ色なので、春先は使いにくいかな。
いつも秋の初めから冬に使っています。
6.帯締
うちの商品です。つり四つという組み方です。
ギリギリのお値段で、売っても利益がほとんどないので自家用にしました♪ とか言うて自分で使いたかった言い訳ですがw
帯締めの色を雲の縁取りの色、帯揚げの色に合わせました。なでしこはもう少し明るいピンクですが、色の面積はあまり取ってないので違和感はないと思います。
先々週も使いましたよ。
7.下着
肌襦袢と絽の薄い長襦袢(ポリ)。
今日も絽ではない半衿をつけたお襦袢です。
補正はいつものようにウエストと胸周り。
8.コーデの工夫
金糸がはげたとはいえ、かすかにピカッと光っています。お茶席でも締められるかな。遠目やったら古いとかわからへんよね。
9.全体の感じ
黒の着物好きですねぇ。洋服でも黒が好きなんです。締まるというか、肌の色も白く見えますしねw
ラジオのポッドキャストのところに全体の写真がありますので、よろしかったらどうぞ。
ポッドキャストは、3カ月で消えます(と聞いてます)。
https://radiomix.kyoto/episodes/episodes-21549/
この日のテーマは「民間療法」。
京都限定、っていうことではないですが、私が風邪で熱をだしたとき、母からしてもらった民間療法のお話をさせてもらいました。なかにはとんでもない材料の漢方薬のお話もw まぁ漢方薬あるあるですけどね!
10.全部の価格は?
着物 :約6,000円
帯 :約5,000円
帯揚げ:約2000円
帯締 :8,000円
合計 :約21,000円
帯締が3分の1以上を占めてますが、定番のものなので、いろんな着物に合うものを数本持っていると、コーデに苦労しません。小物が良いものだと、なんとなく全体的に良く見えるのは確かです。
コーデの参考になりますように。
次回のコーデは
前回の着物コーデは
京都の古いこと私の知ってることを今のうちに残しておきたいと思い書いてます。サポートは、わが「家」300年の歴史を書く本のために使わせていただきます。よろしお願いいたします。