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胸キュンnovel1000本ノック

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桐野りの【胸キュンノベラー】
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック775

交差点で君とすれ違った。10年前に別れた彼女。「貴方は私を向上させる人じゃない」そんな台詞で居なくなった君を僕はずっと恨んでた。相変わらず生真面目な顔ですこし顎をあげて歩くんだね。血のにじむような想いも甘い夜も今では全てが懐かしい。君はやっぱり僕に気づかずただ前を見て去っていった。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック774

風で下着がベランダに落ちて付き合いが始まった隣の美女。おすそ分けって肉じゃがやらそら豆炊いたの分けてくれて俺の食生活は改善された。いい子だなあ。でもな彼がいるんだよな。随分甘ったれな男らしくじゃれてる声が壁越しに届く。「えっとそれ犬のこと？」誤解かよ。むくり立ち上がる微かな期待。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック773

「お前だったらもっと可愛い彼女出来るだろ」「俺にとっては世界で1番可愛いんだよ」「うっわ。甘っ！それ以上喋んな。蟻が来る」「彼女にもやめろって言われるんだよな。俺の愛が深すぎるんだって。けどまあ可愛いんだからそりゃ言うよな」デレついた顔。つまんねーな。俺だけのお前だったのにさ。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック772

妹がどうやら恋をしている。潤んだ目に甘いため息。リップの色も微妙に変わった。つまらん奴なら許さんぞ。俺の大事な宝物容易く渡してなるものか。「大丈夫だよ振られたから」涙目で教えられ頭の中が沸騰する。誰だよこんな可愛い子を振っちまうバカは！成敗してやる。本当はかなりホッとしてるけど！#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック771

喫茶店で彼が言う。「君って氷のように冷たいよね。俺優しい人が好きだからさ…ごめん。あのさ、性格絶対なおした方がいいよ。人間やっぱり思いやりが大事だと思うからさ。じゃ、というわけで｣え？これでさよならなの？放心状態の30分。反省なんてもうやめた。氷のような私でも愛してくれる男を探す。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック770

夏に近づく暑い日に偽装彼女になってと言われた。お見合い話を断るのが大変だからというのがその理由。でもね先輩。私男の人と付き合ったことなくてどう振る舞えばいいのかわからないよ。仕事仲間に上司に部活の後輩。色んな人に紹介された。人望あるんだね。ああダメだ。偽装なのに好きになっちゃう。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック769

体育館の小窓にあの人の足がチラッと見えてそれだけで私赤くなった。なんでわかったのと皆に驚かれたけどあなたの匂いはどこからだって嗅ぎとれちゃう。きっと後になって恥ずかしさに悶え死ぬみたいな青くさい恋をしています。きっと片想いで終わっちゃうよ。口もきけないほどあなたの事が好きだから。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック768

土曜夜市で浴衣を着た。綺麗だねって皆に言われありがとうと返しながら君の姿を探してしまう。いたいた少し猫背の180センチ。ヤバい心臓の音がうるさいよ。「おお。瑞希可愛いじゃん」片手を上げて近づく笑顔が眩しくて私は両手でゆでダコみたいな顔を隠す。他の人とは全然違うの。君からの褒め言葉。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック767

愚痴につきあい4時間経過。好きじゃなかったらこんなことしない。でも君の目の中に僕はいないからきっちりがっちり諦めている。全然期待はしないけど君を見てるだけでときめくからもう本当にそれだけでいいんだ。「ねえ。ずっとずっと友達でいて」涙混じりの訴えに微笑み返す。距離感保って君を守る。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
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胸キュンnovel1000本ノック766

一度くらいなら許してあげる。でも君は何度も求めてくるでしょう。おかげで一睡もできそうにない。大事なプレゼンあるのに最悪だわ。やめてって瞳で訴えても追い払っても諦めないのね。果敢に向かってくるところ呆れながらも感心するわ。玉砕覚悟の特攻隊。臆病な私とは真逆な君は命懸けのモスキート。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック765

3時間車飛ばして逢いに来たのに君は助手席で眠り込む。なんだよ。そんなに幼稚園の仕事大変かよ。俺だってさ高校生相手に結構気を張ってんだぜ。でもなぁ。天使みたいな寝顔みてたら起こすのやっぱり可哀想で。走り回ってるらしいもんな。まだ5月なのに日に焼けた頬に軽くキス。おやすみ愛しい眠り姫。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
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胸キュンnovel1000本ノック764

失恋で落ち込んでた幼なじみを慰めるため喫茶店に誘った。頑張って喋っても彼の目はうつろなまま。「ごめんね。私とじゃ楽しめないよね｣15年間片想い。ちょっとはしゃいでるのバレちゃった？「んな事はない。感謝してる」苦笑する顔に好きだな、って思う。慰め役なのに期待してる。浅ましいな。女心。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
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胸キュンnovel1000本ノック763

怖さを乗り越えるため格闘技を習いに行くなんて。今度痴漢にあったらぶっ飛ばす！って息巻いてる。かなわないなあ。マジで強いよ。普通はそこまで向き合えないよ。逃げたくならないの？戦おうって何故思えるの？僕は弱くてずるいから先輩の真っ直ぐな生き方がまぶしくて。これからもずっと愛してます。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック762

君と目が合うと胸が苦しい。昨日まで普通でいられたのに。自分でも理由がわからない。だから本人にぶつけてみた。「ほら胸の鼓動。何でだと思う？」君の掌を胸に導き視線を合わせる。起伏ゼロの平らな胸なんか色っぽい気分になんてならないでしょ。「ふざけてんのか」凄む君。違うよ助けて欲しいのよ。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説