マガジンのカバー画像

胸キュンnovel1000本ノック

966
本
運営しているクリエイター
桐野りの【胸キュンノベラー】
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック540

元カノの写真をラップにくるみ皿におき唐揚げたっぷりのせた。「めっちゃ美味そうやん！」全てを食べ終わった後凍りつく彼。「断捨離してたら出てきたの。ちょっと脇が甘くない？｣「すみません」「捨てとくね」「はい」意地悪したけど怒ってないよ。貴方が私にぞっこんな事流石にわかってますからね。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック539

「俺ってただの天才やから」開口一番そういわれ第一印象は最悪やった。それから2年の時が過ぎ確かにそれ以外の表現が思いつかへん。「私なんかでホントにええの？取り柄なんて何一つないよ｣「あるやん」「何？」「俺の隣にいてくれるとこ」｢そんなん取り柄やないわ｣「お前に求めるのはそこだけや」#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック538

店長が熱でお休みした。おでんを手にピンポンを鳴らす。「はーい。あれ？」赤いルージュの綺麗な人。「お店の人？どうぞ」コタツの部屋にボサボサ頭の彼がいた。「こんな可愛い子がお見舞いに来てくれるなんて。良かったねー」「うるせーな」お姉さん…なんて空気じゃないよね。失恋決定。涙がポロリ。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック537

遅れて始めた彼が私を追い越しこっちへ来いよと手を差し伸べる。「お前は俺より才能あるんだから。もっとビッグになれるんだから」私はプロになんてなりたくない。なぜ趣味じゃいけないの。「俺のエゴだってわかってる。それでも同じ景色を見たいんだよ」至高を求めすり減る君。全く理解不能な生き方。 https://t.co/9m5rLaHMBJ#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック536

2人一緒にスポーツ観戦。彼は画面に夢中。カラッとした空気。気に入らない。「私とサッカーどっちが大事？｣「サッカー」即答され涙目になった。「今は！今だけ！だってほら見ろよ！｣さすがに焦る彼だけど私スーパープレイなんて興味ない。君の視線を独り占めしたいの。ロマンティックを私に下さい。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック535

オフの日店の前を通る。黒いカーディガンを羽織った店長が見えた。スタッフと何か話してる。胸にドーンと熱いものが押し寄せてきて、足がガクガクしてしまった。結局お休みの間中、貴方のことばかり考えてましたよ店長。見つかって片手を振られ、全身の血が顔へと上がる。バレバレだ私。どうするよ私。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック534

#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック533

合コンの翌日バイト先の居酒屋に彼が来た。「終わったら一緒にラーメンでも食べに行かん？」「ええけど…」「じゃ外で待っとるわ｣昨日は全然喋らなかったのに何でだろ。「カッコええねえ」「付き合わんからよ」バイト仲間がきゃいきゃいつつく。きっと深い意味なんてないよ。そう言いながらも弾む心。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック532

#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック531

「どんな女性が好きですか？」「明るい子」「…」「なんやお前、目が死んどるやんか」「さよなら店長」「はあ？」「もう変な期待持ちませんから」「ほんま、面倒やなあ。何に拗ねとんか教えて欲しいわ」「私は根暗だって自覚してるだけですよ」「ええやん。それも個性で。おい、どこ行くんや？おーい」#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック530

鏡の前で身支度を整えていたら息のかかる距離で「おはよう」と言われた。店長だ。驚いてる私を見てニヤニヤしてる。彼と会ってから毎日がアドベンチャー。いつか心臓が爆発するよ。明日はどんな罠を仕掛けてくるの。自分のペースを失ってしまう。頭の中で花占いのリフレイン。好き嫌い。嫌い好き。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック529

修学旅行。円状に並べた布団の中でヤローたちと告白タイム。「あんな地味な女が好きなの？」「お前ならもっといい女と付き合えるだろ」「わかってねーな。ああいう女が実は凄いんだよ｣「なんで知って…はっ！もしかして、もう…」「ふっふっ」「くそぉ」「許せん！」牽制完了。ったく単純な奴らだぜ。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック528

転職したばかりの彼女が御局にいびられ落ち込んでいる。震える肩を抱きしめ囁く。「そんなとこ辞めて嫁に来いよ」彼女は泣き濡れた目で俺を睨む。「適当なこと言わないで。見損なったわ！」彼女が部屋を出ていった後、俺は唇を噛み締めた。今の、そんなにダメだった？最高のタイミングだと思ったのに。#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説 
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック527

「どんな男が好き？」「キアヌ・リーブスです」「お、似てるってよく言われんのよ俺」「ははは」「君はアン・ハサウェイに似てるね」「はは」「いーよなー彼女」「…」「別に口説いてるわけじゃないから警戒すんなよ」「だったら不毛だと思います。この会話」「嘘。口説いてる。バリバリ口説いてます」#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #あの恋 #日記 #小説 #ジャスト140字 #twnovel #140字小説